『パンダより恋が苦手な私たち』続編・シーズン2はある?可能性を調査

「パンダより恋が苦手な私たち」が最終回を迎えて、「続編はあるの?」と気になっている方もいるかもしれません。自分も同じで、公式発表から視聴率データ、同枠の過去実績、原作の状況まで一通り調べてみました。

先に結論を言うと、現時点では続編の可能性は低いです。視聴率3.87%(世帯)は同枠で続編が実現した作品の水準を大きく下回っています。ただし、原作ストックとHuluスピンオフという材料は残されています。

Blu-ray BOXの発売が9月に決まっていること、放送中にHuluでスピンオフが3話制作されたことなど、IPとしての扱いは決して悪くないんですよね。でも「続編」となると、現状のデータはかなり厳しいです。客観的なデータで見ていきます。

全話ネタバレあらすじはこちらにまとめています。

目次

「パンダ恋」続編の公式発表|2026年3月時点でなし

2026年3月19日時点で、日本テレビ公式サイト(https://www.ntv.co.jp/pankoi/)から続編に関する発表は一切ありません

公式サイトの最新お知らせ(2026年3月7日付)は「Blu-ray&DVD BOX 2026年9月9日(水)発売!」のみです。これは新情報ではありますが、続編の発表ではありません。

上白石萌歌さん・生田斗真さんのクランクアップコメント(2026年3月13日)では、「心や時間や気持ちが財産になりました」などの感謝の言葉は確認されていますが、続編への言及はありませんでした。脚本家・根本ノンジ、プロデューサー・藤森真実の続編に関する発言も確認できていません。

芸能ニュースメディアでの続編報道もゼロです。「おコメの女」のように複数メディアが続編を報じるケースや、「リブート」のように映画化の報道が出るケースとは対照的な状況と言えます。

続編の可能性を判断するデータ

視聴率:同枠で最も低い水準

まず全話の視聴率推移から見ていきましょう。

話数 放送日 世帯視聴率 個人視聴率
第1話 1月10日 4.9% 2.6%
第2話 1月17日 3.9% 2.2%
第3話 1月24日 3.9% 2.2%
第4話 1月31日 3.7% 2.2%
第5話 2月7日 3.6% 2.1%
第6話 2月14日 3.7% 2.2%
第7話 2月21日 4.3% 2.4%
第8話 2月28日 3.9% 2.3%
第9話 3月7日 3.3% 1.8%
最終回 3月14日 3.5% 2.0%
平均 3.87% 2.20%

初回4.9%から最終回3.5%と、全体的に右肩下がりの推移です。第7話で4.3%に持ち直す場面もありましたが、第9話では1.8%(個人)という最低値を記録しています。

同枠の直近作品と比較してみます。

作品名 放送時期 平均視聴率(世帯)
花咲舞が黙ってない(第3シリーズ) 2024年春 7.3%
GO HOME 2024年夏 5.9%
放課後カルテ 2024年秋 6.7%
放送局占拠(占拠シリーズ第3弾) 2025年夏 5.1%
良いこと悪いこと 2025年秋 5.81%
パンダより恋が苦手な私たち 2026年冬 3.87%

同枠の直近6作品の中で最も低い平均視聴率です。2番目に低い「放送局占拠」の5.1%ともかなりの差があります。

配信:初速は良かったが持続性は不明

  • TVer:第1話は100万回再生突破(WEBザテレビジョン報道)と初速は好調
  • Hulu:見放題配信中
  • Huluオリジナルストーリー:全3話を配信(後述)

第1話の配信は好調だったものの、視聴率が中盤以降下がり続けたことを考えると、配信でも中盤以降は離脱者が増えた可能性があります。TVerのお気に入り登録数などの詳細データは公開されていないため、配信の本当の強さは測りきれません。

原作ストック:未使用の可能性あり

項目 内容
原作 瀬那和章「パンダより恋が苦手な私たち」(講談社文庫)
巻数 全3巻・完結済み
刊行期間 2021年6月23日〜2025年11月14日
ドラマ化範囲 主に1巻の内容(推定・公式の明示なし)
未使用ストック 2巻・3巻が未使用の可能性

原作は全3巻で完結済みです。ドラマが公式にどの巻までを使用したかは明示されていませんが、物語の構成から見て主に1巻の内容がドラマ化されたと推測されます。2巻は2023年12月、3巻は2025年11月(ドラマ放送開始前)に刊行されています。

もし2巻・3巻が未使用であれば続編の素材はあることになります。ただし、原作ストックがあるだけでは続編の決め手にはなりません。視聴率3.87%という数字をカバーできるほどの材料ではないのが現実です。

日テレの土曜9時枠で続編が作られた作品を調べると、「大病院占拠」→「新空港占拠」→「放送局占拠」のシリーズ化(初作の平均7.1%)、「ごくせん」シリーズ(初作の平均約10%)、「金田一少年の事件簿」(平均約23.9%)など、いずれも平均7%以上が目安になっています。3.87%という数字はこの基準を大きく下回っていますね。ちなみに、根本ノンジさんの代表作「ハコヅメ」も平均約10%と好評だったのに続編は作られていません。10%超の作品でも続編が実現しないケースがあることを考えると、3.87%での続編はさらに厳しいと言わざるを得ないですよね。

同枠の続編実績|日テレ土曜9時で続編が作られた作品

作品名 初回シリーズ 平均視聴率 続編の展開
大病院占拠 2023年冬 7.1% →新空港占拠(2024年)→放送局占拠(2025年)
ごくせん 2002年 約10% →ごくせん2(2005年)→ごくせん3(2008年)
金田一少年の事件簿 1995年 約23.9% →複数シリーズ化(1997年、2001年、2014年〜)
喰いタン 2006年 →喰いタン2(2007年)
家なき子 1994年 →家なき子2(1995年)

土9枠は歴史的に見ると続編実績のある枠です。ただし、続編が実現した作品はいずれも視聴率が高い水準でした。直近の「大病院占拠」→「占拠」シリーズは7.1%でシリーズ化されましたが、これはアクション・サスペンスという「シリーズもの」に適したジャンルだったことも大きいです。ラブコメで3.87%の作品がシリーズ化された前例は見当たりません。

最終回の終わり方|きれいな完結型で続編の余地は少ない

最終回「ランウェイを歩く美しい獣」(第10話、3月14日放送)の内容を整理します。

  • 一葉(上白石萌歌)と司(生田斗真)が大ゲンカの末に素直になれない恋の結末を迎える
  • アリア(シシド・カフカ)の3年ぶりモデル復帰シーンが見せ場
  • 公式PRコピーは「今すぐ恋がしたくなる、奇跡の最終回」

2人の恋の結末が描かれる完結型の最終回です。続編を明確に示唆する伏線や「続く」演出は確認されていません。公式が「奇跡の最終回」と銘打っていることからも、これが物語のゴールとして設計されていたことがわかります。

ブログの感想でも「最終的に一葉も司もアリアもいい感じにまとまっていい終わり方だった」(出典:Filmarks)という声がある一方、「最終回、感動シーンなはずのアリアのランウェイにも心動かないし」(出典:アメブロ)という声もあり、最終回の評価自体も分かれています。

SNSの声|「続編希望」はほぼ見られない

Filmarks980件のレビュー、各SNS、Yahoo!リアルタイム検索まとめを調査した範囲では、「続編を作ってほしい」という明確な声は確認できませんでした

最終回放送後のSNSには「寂しい」「みんなに会えなくなるの寂しい」「いい台詞でしたね」という終わりを惜しむ声は見られました(出典:Yahoo!リアルタイム検索まとめ)。ただし、それが「続編希望」に変換されるほどの熱量ではなかったようです。

Filmarksでは「途中離脱」「つまらなかった」「チープな感じ」など否定的なレビューも一定数あり、「ぜひ2期を」という強い声は出ていません。個人ブログでも「最終回の感動シーンにも心が動かなかった」「キャスティングも今一つ」という評価があり、続編を待望する空気は醸成されていないのが現状です。

また、「パンダより恋が苦手な私たち 続編の可能性を考察」といった専門記事も、2026年3月時点では確認できませんでした。

Blu-ray発売とHuluスピンオフ|IP活用の意欲はある

続編そのものは厳しいですが、IP(知的財産)としての扱いには注目すべき点があります。

Blu-ray & DVD BOX

  • 2026年9月9日(水)発売決定(VAP発売)
  • 特典:スペシャルメイキング、オールカラーブックレット
  • Blu-ray BOX:本編ディスク3枚+特典ディスク1枚(計4枚)

Huluオリジナルストーリー

  • 「パンダより『ハラスメント』が苦手な私たち」(2026年2月7日配信)
  • 「パンダより『謝る』のが苦手な私たち」(2026年2月21日配信)
  • 「パンダより『雑談』が苦手な私たち」(2026年3月7日配信)

Blu-ray BOXの発売が決まっていること、放送中にスピンオフが制作されたことは、日本テレビがこのIPに一定の投資をしている証拠です。

ただし、Blu-ray発売=続編ではありません。視聴率3%台の作品でもBlu-rayが出るケースは珍しくなく、それだけで続編の根拠にはなりません。Huluスピンオフも、本編の放送中の話題作りが主な目的であり、続編への布石というよりは「ドラマ放送期間中のIP活用」と見るのが妥当です。

「パンダ恋」続編の可能性まとめ

調べた結果を項目別にまとめます。

  • 公式発表:なし(2026年3月19日時点)
  • 報道:続編に関するメディア報道なし
  • 視聴率:平均3.87%(同枠で続編が実現した作品は7%以上が目安)
  • 配信:第1話TVer100万回は好調だが、持続性のデータは不明
  • 原作:全3巻完結済み、2巻・3巻が未使用の可能性あり
  • 最終回:完結型。続編を示唆する演出なし
  • SNSの声:「続編希望」の声はほぼ確認できず
  • スピンオフ:Huluオリジナル全3話配信済み
  • Blu-ray:2026年9月9日発売予定
  • 脚本家実績:根本ノンジの「ハコヅメ」(平均約10%)も続編なし

現状のデータから判断すると、続編の可能性は低いと見ています。視聴率、最終回の完結感、続編報道の不在、SNSの声の不在——どの角度から見ても、積極的に続編が期待できる材料がありません。

唯一の希望は原作ストック(2巻・3巻)の存在とHuluスピンオフの実績です。もし日本テレビとHuluが配信プラットフォームでの独自コンテンツを強化する方針を持っているなら、「Hulu限定の特別編」や「配信ドラマとしての続編」という形は理論上あり得ます。ただし、現時点でそのような動きは確認できていません。

Blu-ray発売後(2026年9月以降)の反響や、キャスト陣の今後の動向に注目しつつ、新情報が出たらこの記事を更新する予定です。

よくある質問

Q. 「パンダより恋が苦手な私たち」の続編・シーズン2はある?

2026年3月19日時点で公式発表はありません。視聴率3.87%は同枠の続編基準(7%以上)を大きく下回っており、現時点では続編の可能性は低いと判断されます。原作ストックがある点は唯一のプラス材料ですが、視聴率を覆すほどの要素にはなりにくいです。

Q. Huluオリジナルストーリーは「続編」?

いいえ。Huluオリジナルストーリー全3話は、本編とは別のオリジナルエピソードで、スピンオフ的な位置づけです。本編の続編ではありません。放送中の話題作りとHulu加入促進を目的としたコンテンツと見られます。

Q. 原作小説はどこまでドラマ化された?

原作は全3巻で完結済みですが、ドラマがどの巻までを使用したかは公式に明示されていません。物語の構成から見て主に1巻の内容が中心と推測され、2巻・3巻の内容は未使用の可能性があります。3巻は2025年11月14日発売とドラマ放送開始の約2ヶ月前であり、制作スケジュール的にも3巻の内容はドラマに反映されていない可能性が高いです。

全話ネタバレあらすじはこちら、口コミ・評判はこちらにまとめています。

■ この記事の調査情報
調査日:2026年3月19日
参考:日本テレビ公式サイト / Wikipedia / drama-uwasa.com / Filmarks(979件)/ Yahoo!リアルタイム検索まとめ / 講談社 / WEBザテレビジョン / アメブロ / ちゃんねるレビュー / ORICON / Hulu公式

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この記事を書いた人

ドラマネタバレレビュー運営者|年間50本以上のドラマを視聴するドラマブロガー。
大河ドラマは『真田丸』から10年連続で視聴中。
「支える側」の物語が好きで、秀長の大河化を誰より待ち望んでいた一人。
予想はよく外します。

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