ヤンドク!ネタバレ全話あらすじ|元ヤン脳外科医が挑んだ症例と結末【月9】

橋本環奈が月9初主演で挑んだ医療エンターテインメント。元レディースの脳神経外科医・田上湖音波が型破りなやり方で患者を救い、やがて恩師の秘密と病院の闇に踏み込んでいく全11話。1話完結のゲスト症例と、紹介状改ざんという縦軸の陰謀を並走させる二重構造が本作の骨格です。

世帯視聴率は初回8.1%から最終話まで推移し、TVerでは初回246万再生を突破。Filmarks平均スコアは2.9/5.0と賛否が分かれました。評判や口コミの詳細は『ヤンドク!』評判・口コミまとめ、続編の可能性はこちらをどうぞ。

目次

『ヤンドク!』最終回ネタバレ|中田の髄膜腫と紹介状改ざんの決着

最終回(第11話)は2026年3月23日に放送。

恩師・中田が髄膜腫で右側の視野を大きく失っていることを知った湖音波は「自分が手術する」と訴えますが、中田は拒否しました。命が助かっても視力を失えば医師を続けられない、というのがその理由です。

一方、院長・大河原は鷹山に対し、破棄したはずの紹介状原本を突きつけて同意書への署名を迫ります。鷹山が反発する中、湖音波が現れ「このやり取りすべてが院内に生配信されている」と告げました。病院の闇を可視化するという、従来の医療ドラマにはない仕掛けです。

その後、中田は辞職して姿を消します。不安がるスタッフに湖音波が「とにかく手を動かそう!」と発破をかけるものの、中田の自宅はすでに引き払われていました。潮五郎が「今行かんと一生後悔するぞ」と諭す場面を経て、颯良から「中田が倒れた」と連絡が入ります。

髄膜腫とは何か——中田が手術を拒んだ医学的背景

髄膜腫は脳を包む膜から発生する腫瘍で、多くは良性です。ただし発生部位によっては視神経を圧迫し、中田のように視野欠損を引き起こします。手術で腫瘍を摘出しても、圧迫が長期に及んでいた場合は視力が回復しないケースがある。中田が「助かっても医師を続けられない」と拒んだのは、この不可逆性を理解していたからです。医療従事者からは「手術拒否の理由に説得力がある」という声がX上で見られました(出典:X)。

向井理が語った「10話と最終話は激動」

向井理さんはめざましメディアのインタビューで「10話と最終話は激動」と語っています(出典:めざましメディア)。SNSでは「中田先生を湖音波が手術する展開になるのか」という予想が多数見られ、「中田先生が死なないでほしい」「ハッピーエンドを望む」という声も目立ちました(出典:X)。

根本ノンジさんの脚本は終盤にかけて伏線を一気に回収する傾向があります。朝ドラ『おむすび』でも後半にテーマの転換がありました。第9話・第10話の畳みかけ方を見ると、最終回はかなり詰め込んでくる構成だったはずです。

『ヤンドク!』第10話ネタバレ|紹介状改ざんの全貌と中田の視野障害

2026年3月16日放送。世帯視聴率5.4%。前回4.8%からの回復は、クライマックスに向けて視聴者が戻ってきた兆候です。

ついに紹介状事件の全貌が明かされます。院長・大河原が中田の前に差し出したのは、湖音波が書いた亜里沙の紹介状でした。「早急な加療目的にてご紹介申し上げます」という本来の文面が、「経過観察目的にてご紹介いたします」にすり替えられていたのです。

文書偽造を疑う大河原に対し、中田は「私が彼女を殺しました」と告げます。そこへ湖音波が飛び込んできました。中田がようやく語った真相はこうです。紹介状を改ざんしたのは事務局側、つまり鷹山のサイド。担当医の手に渡る前に差し替えられており、中田自身が気づいたのは手術が終わった後でした。「私が殺した」とは自責の念からの発言であり、中田は鷹山と正面衝突する道を選ばず、あえて味方のふりをすることで湖音波を守ろうとしていたのです。

後半の山場は厚労大臣・海原幸生の脳動脈瘤手術。鷹山から依頼を受けた中田は湖音波を執刀医に推薦しますが、海原本人が中田を指名。しぶしぶ引き受けた中田は湖音波を助手につけて臨みました。手術は順調に進むものの、途中で中田の手がぴたりと止まります。目に異常が生じたのです。湖音波はすぐに異変を察知し、さりげなくフォローして成功に導きました。

手術後、湖音波は静かに切り出しています。「目、見えてないですよね?」。中田は髄膜腫で右側の視野が大きく欠けていることを打ち明けました。同じ頃、大河原は鷹山に破棄したはずの紹介状の原本を突きつけ、同様の10件について「告発する」と宣言。吉田鋼太郎さん演じる潮五郎が応援団長姿で湖音波を送り出す場面も、この回の見どころです。

紹介状の「加療目的」と「経過観察」の違いが命を分けた

紹介状に記載される「加療目的」は「すぐに治療が必要」という意味で、受け取った病院は優先的に検査・手術の枠を確保します。一方「経過観察」は「急ぎではない」という扱いになり、後回しにされるリスクがある。亜里沙のケースでは、この1語の差し替えが適切な治療タイミングを逸する原因になった可能性があります。X上では医療従事者と思われるアカウントから「紹介状の文言1つで対応がまったく変わるのはリアル」という指摘がありました(出典:X)。

向井理さんが手術中に手を止める瞬間の演技に「抑えた演技が上手い」という声がSNSで多数上がっています(X、Yahoo!リアルタイム検索)。吉田鋼太郎さんの応援団長シーンも「振り切った演技に泣けた」と複数メディアで取り上げられました(crank-in、Yahoo!ニュース)。

『ヤンドク!』第9話ネタバレ|産婦人科との合同オペと中田の「殺した」告白

2026年3月9日放送。世帯視聴率4.8%。月9としては厳しい数字ですが、TVerの初回再生246万回を踏まえると、リアルタイム視聴率だけでは測れない層にリーチしています。

災害訓練のミーティングで湖音波がリーダーに手を挙げますが、産婦人科医の飯塚涼(葉山奨之)はいびきをかいて爆睡。「俺、パス。しんどいから」と拒否する始末でした。一見グータラにしか見えない飯塚ですが、「しんどくない?」という口癖の裏に別の顔が隠されていることが後半で明らかになります。

院長からは重要な調査依頼が下りました。中田が亜里沙の執刀以来一度も手術をしていないこと、元研修医・小田桐蒼(八木勇征)の退職経緯を調べてほしいというものです。湖音波が小田桐を訪ねると、紹介状を「見ていない」という証言が飛び出します。亜里沙の視野障害を見落とした責任に苦しみ、小田桐は涙ながらに過去を語りました。

そこへ瑠花の緊急搬送。水頭症も併発した危険な状態で、飯塚と湖音波は脳手術と帝王切開の同時オペに踏み切ります。赤ちゃんは無事に取り上げられたものの出血が止まらず危機的状況に。最終的に止血は成功し、母子ともに救われました。

そして衝撃のラスト。院長室で中田が「宮村亜里沙さんを殺したのは私です」と告白したのです。

水頭症を伴う妊婦の同時オペはどこまでリアルか

脳神経外科と産婦人科の同時手術は実際の医療現場でもごくまれに行われます。妊婦の脳疾患は胎児への影響を考慮しながら術式を決定する必要があり、2科合同のチーム編成は現実にも存在する対応です。ただし、ドラマのように脳手術と帝王切開をほぼ同時進行で描く演出には「さすがにスピード感がありすぎる」という声もFilmarksに見られました(出典:Filmarks)。一方で八木勇征さんの涙の演技には「泣きの演技が上手い」「キラキラ路線よりこっちが好み」と好評が集まっています(出典:Filmarks、まんたんウェブ)。

中田の「殺した」告白にSNSが騒然となりました。「責任を感じて殺したって言ってるだけでは」「本当に殺したのか」と考察が一気に加速。第10話で明かされた真相を見ると、この告白は自責の表現だったことが分かります(出典:X、まんたんウェブ)。

『ヤンドク!』第8話ネタバレ|謹慎中の湖音波と麗奈の動脈瘤発覚

2026年3月2日放送。世帯視聴率5.0%。

独断手術と鷹山への暴言が重なり、無期限謹慎を言い渡された湖音波。ゲームセンターやスナックで時間を潰す日々を送っていました。しかし親友・麗奈(内田理央)の定期検診だけは見逃せません。看護師に変装して病院に忍び込みますが、あっさりバレてつまみ出されます。検診は大友が担当し、2年前の頭蓋咽頭腫の再発がないことが確認されて一安心でした。

検診後、湖音波と麗奈は亡き親友・真理愛の誕生日を祝う恒例行事へ。高校1年で意気投合した3人の回想が描かれ、マブダチの友情の厚みが伝わるエピソードです。ところが帰り道、麗奈が突然激しい頭痛を訴えました。頭蓋咽頭腫とは別に動脈瘤が見つかったのです。

麗奈は息子・丈太郎との約束を守るため、入院期間が短いカテーテル手術を希望します。湖音波は謹慎解除を頼みますが中田は許可せず、練習を積んだ大友がカテーテル手術を担当。同時に急性硬膜外血腫の急患も搬送され、目に不調を感じていた中田が湖音波に手術を許可しました。どちらの手術も無事に成功しています。

大友が麗奈に「美しい脳ですね」と褒めるシーンでは、不器用すぎる褒め言葉に麗奈の好意が芽生え始める描写がありました。「大友先生のボキャ不足が最高」と笑いの声が広がっています(出典:X、Yahoo!リアルタイム検索)。ラストでは中田が「これ以上、宮村亜里沙の件を調べるな」と湖音波に命令。中田の目の不調に「中田先生、何か病気では」と心配する声がSNSで急増しました(出典:X)。

頭蓋咽頭腫と動脈瘤——麗奈に2つの脳疾患が重なった意味

頭蓋咽頭腫は脳の下垂体近くにできる良性腫瘍で、2年前に手術済み。今回見つかった動脈瘤は別の疾患です。同一患者に2つの脳疾患が時期をずらして発症する設定について、医療系レビューでは「可能性はゼロではないが稀なケース」という指摘がありました(出典:X)。ドラマとしては、湖音波が謹慎中に親友の危機に駆けつけられないジレンマを作るための設定として機能しています。

『ヤンドク!』第7話ネタバレ|メディカルツーリズムの混乱と無期限謹慎

2026年2月23日放送。世帯視聴率5.3%。

外国人観光客向けの「メディカルツーリズム」が試験導入され、院内はスーツケースを引く外国人であふれかえります。語学が堪能な高野とソンがアテンドに駆り出され、脳神経外科は深刻な人手不足に陥りました。

術後の経過観察が必要な塩沢菜摘(濱田マリ)が突然退院を申し出ます。右頸動脈狭窄症のカテーテル手術後でまだ安静が必要な状態でした。海外出張の多い夫の留守に寂しさを抱えていた菜摘。湖音波は明るさの裏にある孤独を見抜いていきます。

メディカルツーリズムの外国人患者が即時処置を要望。湖音波は緊急性が低いと判断して断りますが、中田に「なぜ勝手に判断した?」と問い詰められます。菜摘の退院手続きが進む中、合併症リスクの説明中に菜摘が倒れ、湖音波は独断で緊急オペを開始して成功させました。

会議に乗り込んで現場の窮状を訴えた湖音波を待っていたのは、中田からの「無期限謹慎」宣言。ラストでは中田が元研修医の小田桐に会いに行っていたことが判明し、亜里沙事件の核心に近づく気配が漂い始めました。

許豊凡(INI)演じるソンの演技には「意外とうまい」と好意的な声が上がっています(出典:ちゃんねるレビュー)。メディカルツーリズムで混乱する描写は「リアルで今っぽいテーマ」と注目を集めました(出典:X)。

『ヤンドク!』第6話ネタバレ|記憶を失ったライバルと颯良の過去

2026年2月16日放送。世帯視聴率5.8%。中盤のエピソード群では最も高い数字で、ベテラン勢の配置が功を奏した回です。

海馬近くの海綿状血管腫で記憶障害が進む北岡孝典(杉本哲太)が転院してきます。湖音波の父・潮五郎にとって高校時代の宿命のライバルでした。地元一のマドンナを取り合い、何度もタイマンを張った仲。ところが孝典は潮五郎をまったく覚えていません。

革ジャンにリーゼントの番長スタイルで病室に乗り込んでも反応なし。そんな孝典が突然反応を見せたのは、看護師の颯良を見たときでした。10年前にカナダで事故死した息子と間違えたのです。潮五郎は颯良に息子のふりを頼みますが、颯良は冷たく断ります。颯良にも、高校時代の恋人を脳腫瘍で亡くした過去がありました。

湖音波に説得され、颯良は覚悟を決めて息子役を引き受けます。食事やキャッチボールを一緒に楽しむ日々。学ラン姿の潮五郎とセーラー服の麗奈まで参加し、にぎやかな時間が流れました。しかし孝典の記憶が一瞬戻り、颯良が息子ではないと気づいてしまいます。ショックで倒れた孝典を湖音波が緊急手術で救いました。

最後に潮五郎が得意のどて煮を振る舞うと、孝典は一瞬だけ昔を思い出して笑顔を見せます。料理の匂いが記憶を呼び覚ますという演出です。ラストでは中田の娘が鷹山の部屋にいることが判明し、新たな謎が生まれました。

海綿状血管腫による記憶障害——匂いが記憶を呼ぶ科学的根拠

海綿状血管腫が海馬付近に発生すると、記憶の形成や想起に影響が出ます。一方、嗅覚は大脳辺縁系を経由して記憶と強く結びつく感覚です。「プルースト効果」として知られるこの現象は、医学的にも嗅覚と海馬の神経接続の近さで説明されています。どて煮の匂いで孝典が一瞬記憶を取り戻す演出は、この仕組みに基づいたものです。Filmarksやアメブロでは「どて煮のシーンで泣けた」という声が多数寄せられました(出典:Filmarks、アメブロ)。

杉本哲太さんと吉田鋼太郎さんのベテラン対決がこの回の引力でした。颯良の過去が明かされたことへの驚きの反応も目立っています。視聴率5.8%は中盤では最高値で、ゲスト俳優の力が数字に直結した回です(出典:Filmarks、アメブロ、ちゃんねるレビュー)。

『ヤンドク!』第5話ネタバレ|亜里沙の死と紹介状シュレッダーの真実

2026年2月9日放送。世帯視聴率5.0%。

湖音波は岐阜時代に紹介状を書いた宮村亜里沙のことを調べ始めます。亜里沙は岐阜旅行中に頭蓋咽頭腫を発症し、湖音波が中田宛てに紹介状を書いていました。しかし中田の手術後に別病院へ転院し、半年前に亡くなっていたのです。中田に尋ねると「手術に問題はなかった」と答えましたが、湖音波が去った途端に表情が変わります。

病棟では、SNSフォロワー12万人のセレブ整形外科医・岩崎沙羅(宇垣美里)がスタッフルームに間借りしてくる騒動が起きていました。パリピな沙羅に湖音波は苛立ちを隠しません。沙羅の患者・大橋真由がリハビリ中に激しくむせ、湖音波が脊髄動静脈奇形の可能性を指摘。ところが沙羅は「脳外案件。そっちに任せた」と丸投げします。

一人で手術をやると言い張る湖音波に、看護師の松本(薄幸)がついに限界を迎えました。「もう無理です」と手術室を飛び出してしまったのです。湖音波は自分の姿勢を見つめ直し、全員に頭を下げ、松本に機械出しを、沙羅には共同手術を頼み込みました。手術は無事に成功しています。

しかしこの回最大の衝撃はラストです。鷹山が亜里沙の偽の紹介状を用意し、湖音波が書いた本物をシュレッダーにかけていました。紹介状改ざん事件の輪郭がここではっきりと見え始めます。

宇垣美里さんのセレブドクター役には「はまり役」「美しい」との声があり、松本の爆発シーンには「気持ちがわかる」と共感が集まりました。紹介状シュレッダーのラストでは「鷹山が完全に黒幕」と考察が加速しています(出典:Filmarks、X、レベル999のマニアな講義)。

『ヤンドク!』第4話ネタバレ|天才心臓外科医との10分タイムリミット合同手術

2026年2月2日放送。世帯視聴率6.0%。Filmarksでは拍手数が26回と全話最多を記録し、観た人の満足度が最も高かった回です。

SNS炎上で病院のイメージがガタ落ちになる中、湖音波は天才心臓外科医・神崎祐樹(森崎ウィン)と出会います。院内随一のカリスマ医師なのですが、とにかくウィスパーボイスで声が聞こえません。湖音波の「声ちっちゃ」というツッコミがこの回を象徴する一言です。

バイク店社長の西野光男が胸痛で搬送され、狭心症の疑いで入院。湖音波はMRI画像から頸動脈の狭窄を発見し、このまま心臓手術をすれば脳梗塞のリスクがあると主張しますが、神崎にも中田にも一蹴されます。案の定、光男は院内で倒れました。

神崎が緊急オペを決断する中、湖音波は心臓外科と脳外科の合同手術を提案。神崎から突きつけられた条件は「10分以内に頸動脈の剥離を終えろ」。タイムリミットの中、湖音波は見事にクリアし、神崎も完璧に手術を成功させました。

中田に珍しく褒められた湖音波が涙をこらえるシーンでは、手術中のクールな表情とのギャップが話題になっています。そしてラストで、岐阜時代に紹介状を書いた亜里沙が亡くなっていたことを知り、湖音波は衝撃を受けます。ここから亜里沙事件が動き始めました(出典:Filmarks、めざましメディア、まんたんウェブ)。

頸動脈狭窄がある患者の心臓手術リスク

頸動脈に狭窄がある状態で全身麻酔下の心臓手術を行うと、血圧変動によって脳への血流が途絶え、脳梗塞を起こすリスクがあります。湖音波が「先に頸動脈を処置すべき」と主張したのはこのためです。実際の医療現場でも、心臓外科と脳外科が連携する同時手術は行われており、「この設定は医学的にまとも」という声がX上で見られました(出典:X)。

Filmarksの拍手数が全話最多というのは注目すべきデータです。視聴率6.0%で横ばいでも、実際に観た人の満足度がもっとも高かったのがこの第4話。配信時代は「何人が観たか」だけでなく「観た人がどれだけ満足したか」が作品評価を左右するようになっています。

『ヤンドク!』第3話ネタバレ|覚醒下手術と湖音波の「努力・根性・気合」

2026年1月26日放送。世帯視聴率6.1%。

湖音波が後輩を一喝する隠し撮り動画がSNSで拡散され、ヤンキーぶりが病院中に知れ渡ってしまいます。

びまん性星細胞腫を患う杉浦優斗(森永悠希)は、弁護士を目指して勉強を重ねてきた青年。記憶や言語能力への影響を恐れ、「積み上げた知識がなくならないように」と懇願しました。湖音波が提案したのは、脳を開けた状態で患者を起こし反応を確認しながら腫瘍を取る「覚醒下手術」です。

中田は承認したものの、執刀を大友に変更します。湖音波の過去を知った優斗の父が拒否したためでした。さらに大友は湖音波に「裏口入学かパパ活で教授の弱みを握ったんだろう」と暴言を吐き、湖音波はブチ切れて大友の首を絞め上げる騒動に発展します。

麗奈が大友に湖音波の壮絶な受験努力を伝えたことで事態は収束。湖音波から「努力・根性・気合」の3つの極意を伝授された優斗は、手術中に頭痛に耐えながらそれを唱え続けました。覚醒下手術は成功。大友が麗奈に「1人でやり遂げた」と見栄を張り、湖音波がツッコむ場面では2人のコンビ感が見え始めています。

覚醒下手術はどこまでリアルか

覚醒下手術(awake surgery)は実際に脳腫瘍の手術で行われる術式です。患者の言語機能や運動機能をリアルタイムで確認しながら腫瘍を切除するため、脳の重要な領域を傷つけるリスクを減らせます。「積み上げた知識を守りたい」という優斗の願いに対し、覚醒下手術を選択するのは医学的に妥当な判断です。覚醒下手術中の森永悠希さんの演技に「泣けた」という声が多く、音尾琢真さん演じる大友の不器用な優しさに「いいキャラ」という評判が広がりました。首を絞めるシーンには「やりすぎ」「コメディだから許容範囲」と意見が割れています(出典:Filmarks、ちゃんねるレビュー)。

『ヤンドク!』第2話ネタバレ|髪を剃らない手術と母娘の結婚式

2026年1月19日放送。世帯視聴率6.1%。

赴任から数週間、湖音波はルールを守らず「さーせん」と開き直る毎日です。そんな中、2年前に脳腫瘍の手術を受けた篠原和子が腫瘍再発で入院してきます。

和子の娘・美咲(入山杏奈)は1ヶ月後に結婚式を控えていました。母に出席してほしいと願う中、美咲自身にも脳の奥に上衣腫が見つかります。ヘアモデルとして活動する美咲にとって、髪は命と同じくらい大切なもの。結婚式のために髪は絶対に切りたくないと涙ながらに訴えました。

通常の開頭手術では剃髪が避けられません。湖音波は髪を剃らずに手術する方法を模索し、鷹山が反対する中で中田の許可を得て術式を決行。手術は成功し、1ヶ月後の結婚式は無事に行われました。ただし中田が許可した動機は「女性に優しい脳外科」というイメージ戦略のため。恩師の打算的な一面が早くも透けて見える展開です。ラストでは鷹山が部下に湖音波の経歴を調べるよう命じており、不穏な空気が漂い始めました。

入山杏奈さんが母への想いを語るシーンには「泣けた」という声が多く、結婚式で母娘が抱き合う場面が感動を呼んでいます。中田の二面性に「本心がわからない」と考察するファンも増えていました(出典:Filmarks、X)。

『ヤンドク!』第1話ネタバレ|元レディース脳外科医、月9に参上

2026年1月12日放送。初回30分拡大。世帯視聴率8.1%。近年の月9枠では標準的な水準で、TVerでは見逃し配信が246万再生を突破しています。

都立お台場湾岸医療センターに、岐阜白峰病院から新米脳神経外科医・田上湖音波(橋本環奈)がやって来ます。清楚な見た目に反して、その正体は元レディース。大友と村井が救急患者を押し付け合っているのを見た湖音波が「ええ加減にしやあ!たぁけかっ!」と岐阜弁でタンカを切る登場シーンが初回の掴みです。

かつて湖音波の命を救った恩人・中田啓介(向井理)との再会。中田の指示で救急患者のカテーテル手術を見事に成功させます。しかし院内ルールを片っ端から破り、事務局長の鷹山や院長に目をつけられることに。交通事故で搬送された女子高生の手術にも制止を振り切って対応し、中田のサポートで成功させました。

湖音波が医師を志した理由もこの回で明かされています。レディース時代に親友の真理愛とバイクで事故に遭い、自分は中田に救われたものの真理愛は帰らぬ人に。この経験が湖音波を動かしたのです。ラストで中田は鷹山に「彼女使えますよ。技術だけでなく、例の件でも」と意味深な電話をかけており、恩師の裏の顔が早くもちらつく初回となりました。

手術シーンがアニメーションで説明される演出については「わかりやすい」「グロくなくて見やすい」と好評な一方、「手抜きに見える」という指摘もあります。ラストの中田の不穏な電話に「中田先生怖い」「裏がありそう」との反応が多数見られました(出典:Filmarks、ちゃんねるレビュー、X)。

月9は近年、恋愛ドラマから医療・社会派へと企画の軸足が移りつつあります。橋本環奈さんの月9初主演と「元ヤン脳外科医」という設定は、枠のイメージ刷新を狙った編成判断が読み取れる座組でした。初回8.1%は上振れとはいきませんでしたが、TVer246万再生は配信時代の強さを示しています。

『ヤンドク!』全話視聴率と評価データ

話数 放送日 世帯視聴率 備考
第1話 2026/1/12 8.1% 初回30分拡大SP / TVer246万再生
第2話 2026/1/19 6.1%
第3話 2026/1/26 6.1%
第4話 2026/2/2 6.0% Filmarks拍手数最多
第5話 2026/2/9 5.0%
第6話 2026/2/16 5.8% ベテラン回で回復
第7話 2026/2/23 5.3%
第8話 2026/3/2 5.0%
第9話 2026/3/9 4.8% 月9ワースト報道あり
第10話 2026/3/16 5.4% クライマックスで回復
最終話 2026/3/23

Filmarks平均スコアは2.9点(5点満点・1,140件超)。ORICON総合満足度は2.98。ちゃんねるレビューでは2.21点と厳しい一方、星4〜5の評価も12件あり、刺さる層には刺さっている作品です。評価の高いポイントとして、橋本環奈さんの手術シーンでのクールな表情とヤンキー時のギャップ、手術シーンのアニメ演出、音尾琢真さん・吉田鋼太郎さんのコメディ要素が挙げられています。不満の声としては、ヤンキー演技への違和感、朝ドラ『おむすび』との既視感、事件パートの展開の遅さが指摘されています(出典:Filmarks、ちゃんねるレビュー、ORICON、レベル999のマニアな講義)。

『ヤンドク!』キャスト・相関図

主要キャスト一覧

役名 俳優名 役柄
田上湖音波(たがみ ことは) 橋本環奈 元ヤンキーレディースの総長から転身した脳神経外科医
中田啓介(なかた けいすけ) 向井理 東都医科大学病院 脳神経外科部長。湖音波の恩師
鈴木颯良(すずき そうら) 宮世琉弥 脳神経外科の新人看護師。元カノの脳腫瘍死がきっかけで看護師に
鷹山勲(たかやま いさお) 大谷亮平 東都医科大学病院の院長。病院の権力構造の頂点
大河原嗣子(おがわら つぐこ) 大塚寧々 脳神経外科の看護師長。現場を支えるベテラン
田上潮五郎(たがみ ちょうごろう) 吉田鋼太郎 湖音波の父。娘の過去を知りつつ見守る
大友真一(おおとも しんいち) 音尾琢真 脳神経外科医。東大医学部出身(五浪)で医師のプライドが高い
城島麗奈(じょうじま れいな) 内田理央 脳神経外科の女性医師
ソン・リーハン 許豊凡(INI) 脳神経外科の研修医
高野ひかり(たかの ひかり) 馬場徹 脳神経外科医
松本佳世(まつもと かよ) 薄幸 脳神経外科の看護師

人物関係

物語の中心にいるのは、元ヤンキーから脳神経外科医となった田上湖音波(橋本環奈)です。湖音波がレディース時代にバイク事故で親友・真理愛を失ったとき、自分の命を救ってくれたのが脳神経外科医の中田啓介(向井理)でした。中田は湖音波にとって医師を志す原点であり恩師ですが、物語が進むにつれて「例の件」に関わる裏の顔が明らかになっていきます。

院長の鷹山勲(大谷亮平)は病院経営の実権を握り、中田とは電話で意味深なやり取りを交わす関係。看護師長の大河原嗣子(大塚寧々)と新人看護師の鈴木颯良(宮世琉弥)は、現場で湖音波を支えるチームメイトです。五浪で東大医学部に入った大友真一(音尾琢真)は、プライドの高さゆえに湖音波と衝突しつつもコメディ要素を担います。湖音波の父・田上潮五郎(吉田鋼太郎)は、娘のヤンキー時代を知るからこそ医師としての成長を誰より喜ぶ存在です。

『ヤンドク!』の原作・モデル情報

『ヤンドク!』は根本ノンジによるオリジナル脚本のドラマですが、実在のモデルがいるとされています。

モデルとなったのは、岐阜大学医学部脳神経外科の臨床准教授・榎本由貴子医師です。榎本医師は高校入学後まもなく停学・退学を経験し、暴走族に所属していた過去を持ちます。暴走行為による友人の死をきっかけに医師を志し、通信制高校に入り直して1日3時間睡眠で猛勉強。医学部に合格し、現在は「神の手を持つ脳外科医」の異名で知られる脳神経外科医として活躍しています。

ドラマの湖音波が「レディース時代の事故で親友を失い、医師を志した」という設定は、榎本医師の実体験と重なる部分が多く、制作サイドもインスピレーション元として参考にしたことがうかがえます。ただし、ドラマのストーリーや事件はフィクションであり、榎本医師の経歴をそのまま描いたものではありません。

『ヤンドク!』作品情報と見逃し配信

項目 内容
放送局 フジテレビ系列(月9枠)
放送期間 2026年1月12日〜3月23日(全11話)
放送時間 毎週月曜 21:00〜21:54
出演 橋本環奈 / 向井理 / 宮世琉弥 / 吉田鋼太郎 / 音尾琢真 / 大谷亮平 / 大塚寧々
脚本 根本ノンジ
原作 なし(オリジナル脚本)※モデル:岐阜大学医学部・榎本由貴子臨床准教授
主題歌 Ado「エンゼルシーク」(ユニバーサル ミュージック)
配信 TVer(無料見逃し配信)/ FOD(全話配信)

見逃した方はTVerで最新話の無料視聴が可能です。全話まとめて視聴したい場合はFOD(フジテレビオンデマンド)が対応しています。

『ヤンドク!』の評判・口コミまとめはこちらの記事、続編の可能性についてはこちらで詳しくまとめています。

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更新履歴:2026年3月24日 v16リライト(全話版)

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この記事を書いた人

ドラマネタバレレビュー運営者|年間50本以上のドラマを視聴するドラマブロガー。
大河ドラマは『真田丸』から10年連続で視聴中。
「支える側」の物語が好きで、秀長の大河化を誰より待ち望んでいた一人。
予想はよく外します。

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