WOWOWドラマ『ドラフトキング −BORDER LINE−』が2026年5月15日から始まる。ムロツヨシ主演で描くプロ野球スカウトの世界——前作(2023年放送)で高い評価を得たシリーズの続編だ。「ボーダーライン」というサブタイトルが示す通り、今作では戦力外通告の瀬戸際に立つ選手たちの人生が物語の軸になる。
この記事では放送開始後に毎話のネタバレあらすじを更新していく。キャスト情報、原作漫画との違い、視聴者の反応もあわせてまとめていく予定だ。まずは放送前に分かっている情報を整理した。
『ドラフトキング −BORDER LINE−』の作品情報
前作から3年。WOWOWの「連続ドラマW-30」枠で復活する本作は、脚本・鈴木謙一、演出・山本透と長谷川琢磨という布陣。前作を手がけたスタッフが再集結し、音楽は櫻井美希と齋木達彦が担当する。全10話で毎週金曜23時放送。WOWOWオンデマンドでも同時配信される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局 | WOWOW |
| 放送枠 | 連続ドラマW-30(毎週金曜 23:00〜) |
| 放送開始 | 2026年5月15日 |
| 放送状況 | 全10話完結(最終回 2026/7/17放送) |
| 全話数 | 全10話 |
| 主演 | ムロツヨシ |
| 脚本 | 鈴木謙一 |
| 演出 | 山本透、長谷川琢磨 |
| 原作 | クロマツテツロウ『ドラフトキング』(集英社「グランドジャンプ」連載中・既刊24巻) |
| 配信 | WOWOWオンデマンド(第1話無料) |
スカウト同士の駆け引きが動かす物語——主要キャスト
野球ドラマで「選手」ではなく「スカウト」を主人公にした異色作。前作からムロツヨシ・宮沢氷魚が続投し、三浦貴大・片岡鶴太郎・上地雄輔ら11名の新キャストが加わった。スカウト同士の争奪戦と、ドラフトに翻弄される選手たちの人生が交差する。
| 役名 | キャスト | 立場 |
|---|---|---|
| 郷原眼力 | ムロツヨシ | 横浜ベイゴールズのスカウト(主人公) |
| 神木良輔 | 宮沢氷魚 | 元プロ選手のスカウト |
| 中溝聖治 | 三浦貴大 | 福岡ブラックホークスのスカウト(ライバル) |
| 大津良介 | 上地雄輔 | 元プロ選手スカウト |
| 毒島竜二 | 伊武雅刀 | 大阪ホワイトタイガースのスカウト |
| 北畠翔 | 木戸大聖 | 天才投手(ドラフト候補) |
| 柳川大也 | 佐藤寛太 | クラブチームの外野手 |
| 佐藤翔太 | 武田航平 | 横浜ベイゴールズ内野手(戦力外の危機) |
| 千葉三郎 | 片岡鶴太郎 | 岩手学院大学の監督 |
物語の構図は3層に分かれる。スカウト層(郷原vs中溝のライバル関係)、選手層(北畠翔の争奪戦、佐藤翔太の戦力外危機、柳川大也のプロ入り挑戦)、そして指導者層(千葉三郎が選手を送り出す側の苦悩)。それぞれの「ボーダーライン」が異なるのがこのドラマの奥行きだ。


上地雄輔は横浜高校時代に松坂大輔とバッテリーを組んだリアルな野球経験者。元プロ選手スカウト役に本物の説得力がある。木戸大聖と武田航平は仮面ライダーの先輩後輩という裏の共演関係も面白い。
原作漫画『ドラフトキング』——24巻続くスカウト群像劇
原作はクロマツテツロウが集英社『グランドジャンプ』で2018年から連載中の漫画で、既刊24巻。「ドラフトキング」とは、ドラフトで下位指名ながら引退までに最も実績を残した選手を指す言葉だ。郷原眼力という凄腕スカウトが、高校・大学・社会人・独立リーグから隠れた才能を見出してプロに送り込む——その過程で選手一人ひとりの人生が丁寧に描かれる。
前作ドラマ(2023年)は原作の序盤エピソードを中心にドラマ化され、郷原が見出した小兵スラッガー・沖本や剛腕投手・蔵田の物語が軸だった。続編では原作のどのエピソードを拾うかがまだ明かされていないが、サブタイトル「BORDER LINE」が示唆するのは戦力外通告の瀬戸際に立つ選手たちの物語。原作にも戦力外のボーダーラインを扱うエピソードがあり、ここが軸になる可能性が高い。
| 項目 | 原作漫画 | ドラマ(前作) |
|---|---|---|
| 主人公 | 郷原眼力(スカウト) | 同じ |
| 球団名 | 横浜ベイゴールズ | 同じ |
| 連載巻数 | 既刊24巻(連載中) | 全10話(Season1) |
| ストーリー範囲 | 高校〜社会人〜独立リーグまで幅広く | 序盤エピソード中心 |
| キャラクター | 多数のスカウト対象選手が登場 | 数名に絞って深掘り |


原作は24巻分のストックがある。前作が序盤を使ったとすると、続編はかなり自由に選べる立場。「BORDER LINE」のテーマに合うエピソードを原作から再構成してくる可能性が高い。放送が始まったら原作との違いもこの記事で追っていく。
『ドラフトキング −BORDER LINE−』各話ネタバレあらすじ
ここからは放送済みの各話を、最新話を上にして追っていきます。WOWOWは加入者向けチャンネルのため個別の世帯視聴率は公表されていません。物語は「三ケタの男たち」(菊地原編)→「戦力外の男」(佐藤翔太編)→「ドロップアウトをした天才」(北畠編)→「捨てられた天才」(柳川編)と、選手ごとの”ボーダーライン”を1〜2話ずつ描くオムニバス構成で進んでいます。
| 話数 | 放送日時 | 視聴率 | 更新状況 |
|---|---|---|---|
| 第1話「三ケタの男たち①」 | 2026/5/15(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第2話「三ケタの男たち②」 | 2026/5/22(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第3話「戦力外の男」 | 2026/5/29(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第4話「ドロップアウトをした天才①」 | 2026/6/5(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第5話「ドロップアウトをした天才②」 | 2026/6/12(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第6話「捨てられた天才①」 | 2026/6/19(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第7話「捨てられた天才②」 | 2026/6/26(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第8話「捨てられた天才③」 | 2026/7/3(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第9話「捨てられた天才④」 | 2026/7/10(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
| 第10話「選ばれた男達」(最終回) | 2026/7/17(金) 23:00〜 | 非公表 | 追記済 |
※WOWOWは加入制のため視聴率(世帯・個人)は公表されていません。本作は全10話で完結しました(最終回 2026/7/17(金) 放送)。
第10話(7/17放送・最終回)「選ばれた男達」——柳川2位指名とドラフト会議の決着
- 2026年7月17日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表(全10話完結)
- ホワイトタイガースが柳川大也をまさかの2位指名。三つどもえの争奪戦が激化するなか、郷原がGMと下す決断が運命のドラフト会議で明暗を分ける。
- 観た人からは「スカウト目線で描き切った野球ドラマとして満足度が高い」との声が上がっています。
『ドラフトキング −BORDER LINE−』の最終回、サブタイトルは「選ばれた男達」です。序盤の菊地原編から積み上げてきた選手たちの物語が、運命のドラフト会議で一つの結末を迎えます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第10話では、柳川大也(佐藤寛太)を大阪ホワイトタイガースがまさかの2位で指名する動きを見せ、柳川をめぐる争奪戦が三つどもえの様相を呈します。都市対抗野球で評価を高めた柳川に、複数球団の思惑が交錯します。
郷原眼力(ムロツヨシ)は所属する横浜ベイゴールズのGMと戦略を練り、指名順位と獲得の駆け引きに臨みます。運命のドラフト会議当日、それぞれの選手の名前が呼ばれる瞬間に向けて、スカウトたちの読み合いが最高潮に達します。誰がどの球団に「選ばれる」のか——タイトル「選ばれた男達」が指し示す結末が、ここで確定します。
考察──「BORDER LINE」を渡り切った先に描いたもの
最終回で争奪戦の中心が柳川に据えられたのは、シリーズ全体のテーマである「ボーダーラインに立つ選手」を象徴する存在だからかもしれません。戦力外の佐藤、ドロップアウトした北畠、捨てられた柳川——境界線上にいた選手たちの物語を、ドラフト会議という「選別の場」で束ねる構成になっているように見えます。原作は現在も連載中で結末は描かれていないため、ドラマがどこまでを一区切りとして着地させたかは、この最終回が独自に選んだ地点だと考えられます。
ネット上の反応
最終回まで観た人の間では、選手ではなくスカウトを主人公に据えた視点を最後まで貫いた点を評価する声が中心です。ムロツヨシ演じる郷原の飄々とした佇まいと、佐藤寛太が演じた柳川の抑えた芝居が、シリーズの締めくくりにふさわしかったという感想が見られました。一方で、原作が未完のため「続編でこの先も観たい」という期待の声も上がっています(出典:Filmarks、ちゃんねるレビュー)。


第9話(7/10放送)都市対抗の激闘、柳川の名がプロに届く④
- 2026年7月10日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 都市対抗野球の激戦が幕を閉じ、郷原が熱視線を送ってきた柳川大也の実力が球界に認められる回。
- 最終回を前に「柳川はどの球団に指名されるのか」という関心が高まっているという反応が見られます。
「捨てられた天才」編の後半にあたる第9話です。前話で描かれた都市対抗野球が決着し、柳川の評価が一気に動きます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第9話では、都市対抗野球の激しい戦いが終わりを迎えます。この大会での活躍によって、郷原眼力(ムロツヨシ)が追い続けてきた柳川大也(佐藤寛太)の実力が、ついにプロ球界からも認められる形になります。
アマチュアの「最底辺」と呼ばれた場所にいた柳川が、公式戦の結果で自らの価値を示したことで、状況は大きく変わります。かつて自分から野球を手放した選手が、もう一度プロの入り口に立つ——柳川をめぐる評価の高まりが、次の運命のドラフト会議へとつながっていきます。
考察──「ボーダーライン」を越える瞬間
この回は、柳川が「捨てられた側」から「求められる側」へと反転する転換点だと考えられます。都市対抗という結果が数字で残る場を舞台に選んだのは、才能そのものよりも「証明された才能」を評価するスカウト目線の物語だからかもしれません。最終回のドラフト会議への布石として、複数球団が柳川に関心を向け始める流れが自然に組まれているように見えます。

第8話(7/3放送)柳川、都市対抗野球という表舞台へ③
- 2026年7月3日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- クラブチーム「パーフェクトマッスルズ」の柳川大也が、都市対抗野球という大舞台で自らの力を証明しに向かう回。
- 佐藤寛太の勝負師然とした佇まいに、観た人からは「打席の空気が変わる」との声が出ています。
「捨てられた天才」編の第3話にあたります。前話で描かれた柳川の来歴を受けて、物語は彼が野球で結果を出す実戦の場へと動いていきます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第8話では、柳川大也(佐藤寛太)が都市対抗野球の舞台に立ちます。アマチュア最高峰の大会は、社会人・クラブチームの選手にとってプロのスカウトへ自分を売り込む数少ない檜舞台です。郷原眼力(ムロツヨシ)は、その打席で柳川がどこまで通用するのかを見極めようとします。
一度は野球を手放した柳川にとって、この試合は再びプロの世界と接点を持つための勝負の場になります。郷原が評価してきた勝負勘と身体能力が、格上の投手を相手にどう発揮されるのか——柳川の一打席ごとに、スカウトたちの視線が集まっていきます。
考察──「表舞台」に引き戻すスカウトの役目
雀荘という日陰の場所から柳川を見出した郷原が、今度は都市対抗という最も明るい場所へ彼を押し出す構図が効いているように見えます。第6話・第7話で積み上げた「捨てられた」過去があるからこそ、公の舞台で結果を出す姿にカタルシスが生まれるのかもしれません。原作でも柳川の実力が公式戦で証明される流れがあり、ドラマがその筋道を丁寧に追っている印象を受けます。

第7話(6/26放送)柳川大也の「捨てられた」過去に踏み込む②
- 2026年6月26日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 足立が語り始めた柳川大也の過去を軸に、なぜ天才が「野球界の最底辺」に沈んでいたのかが掘り下げられる回。
- 柳川役・佐藤寛太の抑えた芝居に、観た人からは「一番人生が重い」との声が出ています。
「捨てられた天才」編の後編です。前話で足立監督が口にした柳川の過去に、郷原がどう関わっていたのかが見えてきます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第7話は、クラブチーム「パーフェクトマッスルズ」の主軸・柳川大也(佐藤寛太)に焦点が当たります。足立監督が語り始めた過去をきっかけに、これだけの実力を持つ柳川がなぜアマチュアの、しかも「最底辺」と呼ばれる場所に身を置いているのかが明かされていきます。
柳川は大家族を早く楽にさせたいという思いから、大学を中退して自立の道を選んだ選手です。原作では、その後に勝負の緊張感を求めて賭け麻雀で食いつなぎ、雀荘で目をつけた郷原の推薦でパーフェクトマッスルズにたどり着く——という異色の経歴が描かれています。ドラマ第7話でも、郷原が柳川の勝負師としての眼と身体能力を見抜き、野球の世界へ引き戻そうとする構図が続きます。
考察──「捨てられた天才」というタイトルの重さ
サブタイトルの「捨てられた」は、球界から捨てられたというより、柳川が自分から野球を手放した側面が強い言葉に見えます。第6話で北畠が受けた「才能があっても日の目を見ない」というショックと、柳川の来歴が二重写しになる構成になっているのかもしれません。原作の麻雀エピソードをドラマがどこまで映像化したかは要確認ですが、郷原が「勝負勘」を才能として評価する視点は、スカウトを主人公にしたこの作品らしい切り口だと感じます。

第6話(6/19放送)北畠、最底辺で天才・柳川に打ちのめされる①
- 2026年6月19日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- パーフェクトマッスルズに入団した北畠が、チーム随一の柳川大也に特大ホームランを浴びる。
- 「この場所は、野球界の最底辺」という郷原の言葉が刺さったという感想が見られます。
北畠編(ドロップアウトをした天才)から、柳川編(捨てられた天才)へと物語がつながる回です。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第6話では、クラブチーム「パーフェクトマッスルズ」への入団を決めた北畠翔(木戸大聖)が、東京にやって来ます。北畠は練習の初日から才能の片鱗を見せますが、チーム随一の実力者・柳川大也(佐藤寛太)に特大のホームランを打たれてしまいます。
柳川ほどの打者でも日の目を見ずにアマチュアに埋もれている現実を目の当たりにし、北畠は大きなショックを受けます。かつて郷原が口にした「この場所は、野球界の最底辺」という言葉の意味を、北畠はここで重く受け止めます。そして監督の足立が、柳川の知られざる過去を語り始めるところで物語は次回へと引き継がれます。
考察──2つの「天才」を並べて見せる狙い
この回は、退部・中退という挫折を抱えた北畠と、実力がありながら球界の外にいる柳川という、2種類の「もったいない才能」を同じ画面に置いた点が効いていると思います。北畠のショックを通して、視聴者にも柳川という次の主役を印象づける橋渡しの構成になっているのかもしれません。

第5話(6/12放送)郷原、北畠にプロへの道を差し出す②
- 2026年6月12日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 北畠の球が通用するかを見極めた郷原が、母・花代の覚悟も確かめてプロへの道を提示する。
- 木戸大聖の投球フォームや説得力を評価する声が上がっています。
「ドロップアウトをした天才」編の後編です。第4話で本心を語った北畠に、郷原が具体的な選択肢を示します。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第5話では、郷原眼力(ムロツヨシ)が、一度はドロップアウトした北畠翔(木戸大聖)の球が本当に通用するのかを、自らの目で見極めようとします。郷原はキャッチボールで北畠のポテンシャルを確かめ、シングルマザーとして北畠を育ててきた母・花代の覚悟にも触れます。
高校野球というレールを一度外れた者に残されているのは、いばらの道しかありません。それでも郷原は、北畠がプロを目指すための現実的な道筋を提示します。この決断が、北畠がクラブチーム「パーフェクトマッスルズ」へ進む次回への布石になっていきます。
考察──スカウトが差し出す「もう一度」の意味
郷原が北畠に示す道は、単なる同情ではなく、才能への投資として描かれているように見えます。母・花代の覚悟をわざわざ確認する場面が入るのは、この作品が選手本人だけでなく、その人生を支える家族まで含めて「ボーダーライン」を描こうとしているからかもしれません。

第4話(6/5放送)名門を中退した北畠翔、本心を語る①
- 2026年6月5日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 郷原が発掘した天才投手・北畠翔が、名門高を退部・中退した理由と本心を打ち明ける。
- 新章の主役・木戸大聖の登場に注目が集まりました。
ここから「ドロップアウトをした天才」編に入ります。かつて郷原が見出した投手のその後が描かれます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第4話の中心は、郷原眼力(ムロツヨシ)が発掘した天才投手・北畠翔(木戸大聖)です。北畠は郷原の紹介で神奈川の名門高校に入学し、1年生から登板機会を得るほどの逸材でした。しかし、ある理由で野球部を退部し、高校まで中退してしまいます。
第4話では、その北畠が自分の身に起きた出来事と本心を郷原に語ります。名門というレールから外れた北畠が、それでも野球に未練を残しているのか——郷原はその言葉と表情から、北畠の真意を探っていきます。
考察──「天才の挫折」を丁寧に拾う理由
ドラフト候補として名前が挙がっていた北畠を、あえて挫折した状態から描き直すのはこの作品らしい選択だと思います。原作は高校・大学・社会人・独立リーグまで幅広く才能を拾う群像劇なので、名門を離れた選手を再発見する物語は、原作の芯にある「隠れた才能を見出す」というテーマとまっすぐ重なっているのかもしれません。

第3話(5/29放送)戦力外通告を受けた佐藤翔太の再挑戦
- 2026年5月29日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 戦力外通告を受けた二軍選手・佐藤翔太が、郷原に導かれトライアウトへの挑戦を決意する。
- 武田航平が演じる”崖っぷちの選手”に共感の声が集まりました。
単発の「戦力外の男」編です。サブタイトル「BORDER LINE」の核にあたる、戦力外通告を扱う回になります。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第3話では、横浜ベイゴールズの二軍内野手・佐藤翔太(武田航平)が戦力外通告を受けます。プロ野球選手としての人生が途切れかけた佐藤に、郷原眼力(ムロツヨシ)が声をかけます。
佐藤は妻・サチエと娘に励まされ、もう一度ユニフォームを着るためにトライアウトへ挑戦することを決意します。戦力外という「ボーダーライン」に立たされた選手が、家族に背中を押されて再び前を向く——タイトルの意味がはっきりと立ち上がる一話です。
考察──”獲る側”だけでなく”戻す側”の郷原
これまで郷原は才能を「発掘する」スカウトとして描かれてきましたが、第3話では一度はじき出された選手を「もう一度戻す」側に回っている点が新鮮に映ります。戦力外は野球ドラマの定番テーマですが、家族の描写を絡めることで、勝ち負けよりも一人の人生の選択として見せているのかもしれません。

第2話(5/22放送)菊地原の憤りと、千葉三郎の復帰②
- 2026年5月22日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表
- 獲得に動かなかった郷原に菊地原が憤る一方、病から復帰した千葉の指導で菊地原が変貌する。
- 伊武雅刀演じる毒島の毒舌スカウトぶりが話題になりました。
「三ケタの男たち」編の後編です。育成選手・菊地原をめぐるスカウトたちの駆け引きが動きます。
あらすじ
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第2話では、育成選手・菊地原(藤田智大)をめぐる状況が動きます。宿敵であるベテランスカウト・毒島竜二(伊武雅刀)は、獲得に大きく動かなかった郷原眼力(ムロツヨシ)をこきおろします。郷原に裏切られたと感じた菊地原は、強い憤りを見せます。
その後、病から復帰した名監督・千葉三郎(片岡鶴太郎)の指導のもとで、菊地原は投手として変貌し、真価を発揮し始めます。菊地原を引き留めようとする福岡ブラックホークスの中溝聖治(三浦貴大)と、あらためて獲得を狙う郷原。二人のスカウトの思惑が、ドラフトをめぐって激しくぶつかり合っていきます。
考察──「三ケタの男たち」が指すもの
タイトルの「三ケタ」は、育成契約選手が背負う三桁の背番号を指していると考えられます。一軍半、あるいは支配下登録の一歩手前にいる選手たちの物語という意味で、これもまた「ボーダーライン」の一形態でしょう。菊地原と千葉の師弟関係が軸になっているあたりに、続編が「育てる側」の視点も大切にしているのがうかがえます。

第1話(5/15放送)郷原と中溝、育成の逸材・菊地原をめぐる争奪①
- 2026年5月15日(金)23:00〜/WOWOWは視聴率非公表(第1話無料放送)
- 郷原が4年前に岩手で見出した育成選手・菊地原を、中溝と奪い合う続編の幕開け。
- 観た人からは「初回から面白い」「癖のある俳優陣の芝居が良い」と好意的な声が出ています。
前作から3年ぶりの続編、その第1話です。ムロツヨシ演じる郷原眼力のスカウト稼業が、新たな選手を軸に再び動き出します。
あらすじ
ここで第1話に登場する主要な人物を整理します。常設キャストの関係は相関図記事にまとめています。
| 役名 | キャスト | 相関図上の立ち位置 |
|---|---|---|
| 菊地原 | 藤田智大 | 郷原が4年前に岩手で見出した育成選手。今作前半の争奪戦の的 |
| 千葉三郎 | 片岡鶴太郎 | 菊地原を預かる岩手学院大学の名監督。指導者層の中心 |
▶ 常設キャストの相関図はキャスト相関図記事で整理しています。
『ドラフトキング −BORDER LINE−』第1話では、横浜ベイゴールズのスカウト・郷原眼力(ムロツヨシ)が、次の獲得候補として育成選手の菊地原(藤田智大)を推します。菊地原は4年前、郷原が岩手で出会った選手です。当時はコントロールに難がありましたが、郷原は地元大学の名監督・千葉三郎(片岡鶴太郎)に菊地原を預け、その成長を見守り続けてきました。
しかし、その菊地原の前に、福岡ブラックホークスのスカウト・中溝聖治(三浦貴大)が立ちはだかります。毒舌で自信家、それでいて選手の才能を見抜く目は確かな郷原と、ライバル球団の中溝。ひとりの育成選手をめぐるスカウト同士の駆け引きから、続編の物語が動き出します。
考察──前作を継ぐ「スカウト目線」の野球ドラマ
選手ではなくスカウトを主人公に据える構図は前作から一貫しています。第1話で郷原が4年越しで菊地原を追っていた事実が明かされることで、スカウトという仕事が一瞬の目利きではなく長い時間の投資であることが伝わってきます。前作を観ていなくても入りやすい導入になっているのかもしれません。
ネット上の反応
放送後、観た人の間では「初回から面白かった」という肯定的な声や、でんでん・平山佑介ら癖のある俳優陣の芝居を歓迎する感想が見られました。ムロツヨシの郷原が前作同様に軽妙で、続編への期待を高めたという反応が中心です(出典:Filmarks、ちゃんねるレビュー)。

『ドラフトキング −BORDER LINE−』の配信情報
WOWOWオンデマンドで放送と同時に配信される。第1話は無料で視聴可能。前作『ドラフトキング』(2023年・全10話)もWOWOWオンデマンドで全話視聴できるので、続編の前に予習しておくと物語の背景がよく分かる。
| 配信サービス | 状況 | 備考 |
|---|---|---|
| WOWOWオンデマンド | 放送同時配信 | 第1話無料 |
| 前作『ドラフトキング』 | WOWOWオンデマンドで視聴可 | 全10話 |
| ABEMA | 見放題作品あり(14日間無料トライアル) |
見逃し配信は無料のTVerで。過去作品も含めてまとめて観たい方は、ABEMAプレミアムの14日間無料トライアルで視聴できます。
※配信情報は2026年4月時点。最新の配信状況は各サービスでご確認ください。
更新履歴
- 2026年4月1日:放送前情報で記事を作成
- 2026年7月3日:放送開始後に第1話〜第7話のネタバレあらすじを追記
- 2026年7月20日:第8話〜第10話(最終回)のネタバレあらすじを追記し、全10話完結として鮮度更新

コメント