関ヶ原から35年後、人を喰らう怪物「群凶(ぐんきょう)」が現れた江戸の世——。WOWOWと松竹がタッグを組んだ完全オリジナルドラマ『連続ドラマW I, KILL』は、木村文乃と田中樹(SixTONES)のW主演で、サバイバル時代劇という新ジャンルに挑戦した6話完結の作品です。
主演2人を中心に、富田靖子・山本耕史・高橋克実・田牧そらが両陣営の重しを担う構成。さらに西村拓哉・黒崎レイナ・穂志もえか・佐藤江梨子・室龍太など、若手と中堅の混成軍が群凶(ぐんきょう)と人間の境界を埋めていきます。
このページでは公式キャストを陣営別に整理し、メイン4名の過去作と今回の役の繋がりを深掘りしました。第1話を観る前後どちらでも読める構成です。
『I, KILL』相関図
主人公・お凛(木村文乃)と謎の男・士郎(田中樹)を軸に、忍びの里・幕府の群凶討伐隊・幼い娘トキの周辺が絡みます。
お凛サイド(忍びと家族)
- 木村文乃 → お凛 ── 元忍び。血の繋がらない娘トキを守る
- 田牧そら → トキ ── お凛が我が子のように育てる少女
- 高橋克実 → 源三郎 ── お凛・トキと共に暮らす医師
- 富田靖子 → 氷雨(ひさめ) ── お凛の母にして冷徹な忍びの統領
- 黒崎レイナ → 青葉 ── 氷雨の腹心の忍び
士郎サイド(人と怪物の境界)
- 田中樹 → 士郎 ── 人の意識を保ったまま「群凶」になった男
幕府・群凶討伐隊
- 山本耕史 → 十兵衛(じゅうべえ) ── 幕府編成の群凶討伐隊を率いる剣豪
- 西村拓哉 → ヒデロウ ── 十兵衛の忠実な部下
- 山下容莉枝 → 春日局 ── 徳川家光の乳母
その他キャスト
- 穂志もえか → 桜
- 佐藤江梨子 → ひばり
- 室龍太 → 群凶討伐隊・周辺の若手
相関図の読み方:物語の縦軸は「お凛 vs 母・氷雨」「お凛 × 士郎」「幕府討伐隊 × 群凶」の3本。お凛は元忍びとして母から離れ、医師の源三郎と娘代わりのトキと暮らしている。そこに群凶の意識を持った士郎が現れる。一方、幕府は十兵衛率いる討伐隊を組織して群凶を排除しようとする。お凛は「家族」「忍びの過去」「群凶という存在」「幕府の追撃」の四方から圧をかけられる構図です。
主要キャスト
木村文乃・田中樹のW主演に加え、富田靖子・山本耕史・田牧そらの脇を固める4名を中心に深掘りします。
お凛(木村文乃)
お凛は氷雨(富田靖子)を母に持つ元忍びです。忍びの里を抜け、医師・源三郎の元で身を寄せながら、血の繋がらない少女トキを我が子のように育てている。群凶という怪物が現れた世界で、家族と過去から同時に逃れようとする女性。
木村文乃さんは『アンナチュラル』(2018年)の久部六郎役で全国に知られた俳優です。『東京タラレバ娘』『緊急取調室』などで芯のある女性役を続けてきた人で、今回のお凛は「殺せる女」として身体性が要求される役。SNSでも「木村文乃のアクションが本物」と評判が出ています。
| 生年月日 | 1987年7月19日(38歳) |
|---|---|
| 出身地 | 東京都 |
| 所属 | トライストーン・エンタテイメント |
| 代表作 | 『アンナチュラル』(2018年) 『緊急取調室』シリーズ 『東京タラレバ娘』(2017年) |
士郎(田中樹)
士郎は群凶になりながら人の意識を保っている、本作のキーパーソンです。「人を喰らう存在」になってしまった人間というポジションは、サバイバルスリラーとしては最も難しい役。WOWOWのオリジナルドラマ初出演となります。
田中樹さんはSixTONESのメンバーで、俳優としては『RISKY』(2024年)など本人主演作で評価を上げてきた人です。アイドル出身で「人と怪物の境界」というジャンル的にコアな役を演じるのは挑戦で、SNSでは「田中樹の士郎、人間味が消えていく演技がうますぎる」という声が出ています。
| 生年月日 | 1995年6月15日(30歳) |
|---|---|
| 出身地 | 千葉県 |
| 所属 | STARTO ENTERTAINMENT |
| 代表作 | 『RISKY』(2024年) SixTONESメンバー 『連続ドラマW I, KILL』(2025年・WOWOW初主演) |
氷雨(富田靖子)
氷雨はお凛の母で、忍びの統領です。冷徹な人物として描かれ、お凛が逃げた過去を持つ「家族の根」。母親役でありながら最大の対立軸でもある、本作の感情の重しを担うキャラ。
富田靖子さんは『さびしんぼう』(1985年)で映画デビューして以来、40年にわたって第一線で活躍するベテランです。近年は『アイ・アム まきもと』『ある男』など、年齢を重ねたからこそできる役で評価が高い。今回の「冷徹な忍び統領の母」は、富田さんの俳優としての凄みがそのまま画面に出る配置です。
| 生年月日 | 1969年6月27日(56歳) |
|---|---|
| 出身地 | 福岡県北九州市 |
| 所属 | 研音 |
| 代表作 | 『さびしんぼう』(1985年) 『アイ・アム まきもと』(2022年) 『ある男』(2022年) |
十兵衛(山本耕史)
十兵衛は幕府が編成した群凶討伐隊を率いる剣豪です。お凛と士郎にとっての敵対勢力で、剣の腕で群凶と渡り合う存在。山本耕史さんが時代劇で剣豪を演じるという布陣自体が話題。
山本耕史さんは大河ドラマ『新選組!』(2004年)の土方歳三役で時代劇のキャリアをスタートさせた俳優です。以降『真田丸』『八重の桜』『青天を衝け』と大河常連で、殺陣のうまさは折り紙付き。今回の十兵衛役は、彼の時代劇キャリアの集大成的なポジションです。
| 生年月日 | 1976年10月31日(49歳) |
|---|---|
| 出身地 | 東京都 |
| 所属 | アミューズ |
| 代表作 | 『新選組!』(2004年・大河)土方歳三役 『真田丸』(2016年・大河)石田三成役 『青天を衝け』(2021年・大河) |
トキ(田牧そら)
トキはお凛が血の繋がらない娘として育てる少女です。お凛と士郎を繋ぐ感情の核で、群凶に襲われた世界で「守られる存在」を象徴するキャラクター。
田牧そらさんは『マンマ・ミーア!』日本初演(2019年)で子役として注目され、『リボルバー・リリー』(2023年)など映像作品でも評価を集めている若手です。歌・芝居の両方ができる俳優で、トキ役のような感情の振れ幅が必要な少女役は彼女の得意領域。
| 生年月日 | 2004年4月24日(21歳) |
|---|---|
| 出身地 | 東京都 |
| 所属 | テンカラット |
| 代表作 | 『マンマ・ミーア!』(2019年) 『リボルバー・リリー』(2023年) 『連続ドラマW I, KILL』(2025年) |
キャスティングの読み方
『I, KILL』のキャストを見ると、WOWOW+松竹のタッグが何を狙ったかが見えます。
「時代劇 × 怪物バトル」というジャンル融合
群凶という怪物が現れた江戸——という設定は、時代劇と特撮ホラーの中間地帯です。このジャンルを成立させるには「時代劇のリアリティ」と「アクションの身体性」を両立できるキャストが必要。山本耕史(大河常連)、富田靖子(時代物経験豊富)、木村文乃(『アンナチュラル』で殺陣的な動きを魅せた経験あり)、という配置はジャンル要請にきれいに応えています。
田中樹のW主演起用
SixTONESの田中樹さんを「人と怪物の境界にいる男」役に置いたのは、本作最大の賭けと言えます。アイドルとしての知名度(SixTONESファン層の動員)と、俳優としてのチャレンジ(人間味が消えていく演技)の両方を狙ったキャスティング。WOWOW+松竹がここに賭けた背景に、Netflixや配信オリジナルが「アイドル俳優のシリアス役」を成功させてきた潮流があります。
松竹×WOWOW初の本格コラボ
松竹は時代劇の老舗で、WOWOWは連続ドラマWで重厚なオリジナル作品を作り続けてきた局。この2社が完全オリジナル大型企画として本作を組んだのは、ジャンル映画的な野心の表れです。監督ヤングポール・服部大二、脚本港岳彦・ばばたくみ・川滿佐和子という座組も、WOWOWとして異例の手厚さ。
木村文乃・田中樹の出演作配信
2人の過去作が気になったら、配信で観られます。
木村文乃の出演作
- 『アンナチュラル』(2018年)── TVer・Hulu(一部)
- 『緊急取調室』シリーズ── TELASA・テレ朝動画
- 『東京タラレバ娘』(2017年)── Hulu
田中樹の出演作
- 『RISKY』(2024年)── 配信状況は流動的
- SixTONES関連映像── ジャニーズ専用配信
- 『連続ドラマW I, KILL』(2025年・本作)── WOWOWオンデマンド
※配信情報は2026年4月時点。最新の配信状況は各サービスでご確認ください。
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『連続ドラマW I, KILL』作品情報
基本情報をまとめました。
| 作品名 | 連続ドラマW I, KILL(アイキル) |
|---|---|
| 配信 | WOWOW・WOWOWオンデマンド |
| 話数 | 全6話 |
| 主演 | 木村文乃・田中樹 |
| 監督 | ヤングポール、服部大二 |
| 脚本 | 港岳彦、ばばたくみ、川滿佐和子 |
| 音楽 | フジモトヨシタカ |
| 制作 | WOWOW × 松竹 |
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