漫才を「観る」ではなく「解体する」女が主人公——MBSドラマフィル枠で2026年5月1日(4月30日深夜)からスタートする『ネタジョ』は、お笑いブーム全盛の現代を舞台に、漫才の構造にまで踏み込んで分析する熱狂的ファンの目線から「笑い」を描く異色作だ。
辻凪子が演じる主人公・影山幸子は、赤いノートを片手に漫才の技術や構成を細かく記録し続ける通称「ネタジョ」。そこに板尾創路、のせりん、中山莉子(私立恵比寿中学)、太田駿静(OCTPATH)、伊藤修子、野村宏伸が脇を固め、さらにオール阪神・巨人からバッテリィズまで実在の漫才師8組が本人役で登場する。脚本は古場俊明、演出は浦井崇。
全キャストの役どころと人物関係を整理した。放送が進むたびに追記していく。



MBSドラマフィルで「漫才解体新書」ドラマが始まる。漫才師が本人役で出るドラマは珍しくないけど、「ファンの分析目線」を主軸にした作品は前例がない。辻凪子の起用がこの企画の本気度を物語っている。
『ネタジョ』作品情報
MBSが深夜のドラマフィル枠で送り出す本作は、脚本・古場俊明、演出・浦井崇という布陣。漫才をエンターテインメントとしてだけでなく「技術」として描く、これまでにないアプローチのドラマだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局 | MBS(毎日放送) |
| 放送枠 | ドラマフィル(毎週木曜 25:29〜) |
| 放送開始 | 2026年5月1日(4月30日深夜) |
| 脚本 | 古場俊明 |
| 演出 | 浦井崇 |
| 主題歌 | 未発表 |
辻凪子——赤いノートの「ネタジョ」影山幸子
辻凪子が演じるのは、漫才を「楽しむ」だけでは物足りず、構造・テンポ・ツッコミのタイミングまで赤いノートに書き込んで分析する影山幸子。いわゆる「オタク」の枠を超え、漫才を一つの芸術として解剖しようとする情熱の持ち主だ。
辻凪子自身、劇団「ニットキャップシアター」出身で即興芝居にも対応できる実力派。お笑いの間合いを肌で理解している俳優が「漫才を分析するキャラクター」を演じる——このキャスティングにMBSの狙いが凝縮されている。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 影山幸子(かげやま さちこ) | 辻凪子 | 主演。漫才の構造を分析する熱狂的ファン「ネタジョ」。赤いノートが相棒 |



辻凪子は朝ドラ『ブギウギ』での好演が記憶に新しい。舞台仕込みの表現力がある彼女が「漫才を語る」シーンは、それ自体がエンタメになるはず。


板尾創路——喫茶フラのマスター・横山伸一
板尾創路が演じるのは、幸子が通い詰める喫茶店「フラ」のマスター・横山伸一。幸子にとって漫才を語れる数少ない相手であり、物語の拠点となるこの喫茶店が、さまざまな人間関係の交差点になる。
板尾創路といえば130Rの一員であり、芸人でありながら映画監督や俳優としても独自のキャリアを築いてきた人物。「漫才を知り尽くした芸人」が「漫才好きが集まる喫茶店のマスター」を演じるのは、メタ的な面白さがある。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 横山伸一(よこやま しんいち) | 板尾創路 | 喫茶フラのマスター。幸子が漫才を語りに通う場所の主 |
のせりん・中山莉子・太田駿静・伊藤修子・野村宏伸——幸子を取り巻く人物たち
のせりん、中山莉子(私立恵比寿中学)、太田駿静(OCTPATH)、伊藤修子、野村宏伸と、バラエティに富んだキャストが揃った。具体的な役名や関係性は現時点で未発表だが、それぞれの持ち味から推測できることはある。
中山莉子はアイドルグループ・私立恵比寿中学のメンバーで、幸子と同世代の友人や漫才仲間のポジションが考えられる。太田駿静はOCTPATHのメンバーで、恋愛要素や若い世代の視点を担う可能性がある。伊藤修子はコメディエンヌとして定評があり、幸子の周辺で笑いを生む存在になりそうだ。野村宏伸は幸子の父親役——「父娘の絆と自立の物語」という公式の説明と合致する。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 未発表 | のせりん | 詳細未発表 |
| 未発表 | 中山莉子(私立恵比寿中学) | 詳細未発表 |
| 未発表 | 太田駿静(OCTPATH) | 詳細未発表 |
| 未発表 | 伊藤修子 | 詳細未発表 |
| 未発表 | 野村宏伸 | 詳細未発表。公式発表の「父娘の絆」から幸子の父親役の可能性 |





野村宏伸が「父親」ポジションなら、幸子の漫才への情熱は父との関係から生まれたもの? 公式が「父娘の絆と自立」と明言しているから、ここがドラマの感情的な核になるはず。
本人役で出演する実在の漫才師8組
『ネタジョ』最大の特徴は、実在の漫才師が本人役で登場すること。レジェンドから現役バリバリの若手まで、漫才の歴史を一望できるラインナップだ。
オール阪神・巨人、ザ・ぼんちは「漫才ブーム」を牽引した世代。チュートリアル、NON STYLEはM-1グランプリの歴代王者。ミルクボーイは2019年のM-1で最高得点を叩き出し、バッテリィズは2024年の王者。エバース、金属バットは独自のスタイルで勝負する実力派。
幸子が彼らの漫才をどう「解体」するのか。実在の芸人のネタを分析する場面がドラマに組み込まれるなら、視聴者にとっても漫才の見方が変わる体験になるだろう。
| 出演漫才師 | 主な実績 |
|---|---|
| オール阪神・巨人 | 漫才ブームの立役者。上方漫才大賞など受賞多数 |
| ザ・ぼんち | 漫才ブーム世代のレジェンド |
| チュートリアル | M-1グランプリ2006王者 |
| NON STYLE | M-1グランプリ2008王者 |
| ミルクボーイ | M-1グランプリ2019王者。史上最高得点 |
| バッテリィズ | M-1グランプリ2024王者 |
| エバース | 独自の漫才スタイルで注目の実力派 |
| 金属バット | アングラからメジャーへ。唯一無二の世界観 |



オール阪神・巨人からバッテリィズまで、漫才の「歴史」がそのまま出演者リストになっている。幸子がこの8組をどう分析するか——漫才ファンにとってはたまらない構成。


キャスト全員一覧
現時点で発表されている全キャストをまとめた。役名が未発表のキャストは、放送開始後に判明次第追記する。
| 役名 | キャスト | 備考 |
|---|---|---|
| 影山幸子 | 辻凪子 | 主演。漫才分析ファン「ネタジョ」 |
| 横山伸一 | 板尾創路 | 喫茶フラのマスター |
| 未発表 | のせりん | 詳細未発表 |
| 未発表 | 中山莉子 | 私立恵比寿中学 |
| 未発表 | 太田駿静 | OCTPATH |
| 未発表 | 伊藤修子 | 詳細未発表 |
| 未発表 | 野村宏伸 | 「父娘の絆」の父親役か |
| 本人役 | オール阪神・巨人 | 漫才師 |
| 本人役 | ザ・ぼんち | 漫才師 |
| 本人役 | チュートリアル | 漫才師 |
| 本人役 | NON STYLE | 漫才師 |
| 本人役 | ミルクボーイ | 漫才師 |
| 本人役 | バッテリィズ | 漫才師 |
| 本人役 | エバース | 漫才師 |
| 本人役 | 金属バット | 漫才師 |
相関図——漫才を中心に広がる人間関係
『ネタジョ』の人物関係は、主人公・影山幸子を中心に3つの層で構成されている。
第1の層は「喫茶フラ」を拠点とした日常の人間関係。マスター・横山伸一(板尾創路)がいるこの喫茶店で、幸子は漫才について語り、さまざまな人と出会う。のせりん、中山莉子、太田駿静らがこの層に位置すると考えられる。
第2の層は「家族」。公式が明言した「父娘の絆と自立」という要素は、幸子が漫才にのめり込む理由、あるいは漫才から離れようとする葛藤に直結するはず。野村宏伸がこの層の中心人物だろう。
第3の層は「実在の漫才師たち」。幸子が分析対象として追いかける存在であり、彼らとの接点がドラマの見せ場になる。M-1歴代王者からレジェンドまで、漫才の系譜そのものが物語に組み込まれている。
| 関係 | 現時点の関係性 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 幸子 ↔ 横山伸一 | 喫茶フラの常連と店主 | 漫才を語り合う関係。横山の過去に秘密がある可能性 |
| 幸子 ↔ 父親(野村宏伸?) | 父娘関係 | 漫才への情熱の原点か、対立要素か |
| 幸子 ↔ 漫才師たち | 分析者と対象 | 幸子の「解体」が漫才師に影響を与える展開があるか |
| 幸子 ↔ のせりん・中山・太田 | 未発表 | 同世代の友人か、漫才を通じた仲間か |





板尾創路の「横山伸一」は何者なのか。元芸人? 漫才に挫折した過去を持つ人物? 喫茶店のマスターが「ただの店主」で終わるわけがない。板尾創路を配置した意味は、放送が始まれば明らかになる。

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