VIVANT第2シリーズ ネタバレあらすじ 野崎の潜入とシャキ城奪還作戦が動く第19話まで

※本記事には広告(ABEMA・U-NEXT等のアフィリエイトプログラム)が含まれます。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

「野崎は本当に裏切ったのか」「囚われた別班員5名は取り戻せるのか」——『VIVANT』第2シリーズの結末と黒幕が気になるあなたへ。第1シーズンから直結する続編を、第11話(シーズン2内では第1話)から最新の第19話まで、放送済みの回を時系列でまとめました。すでに観た人も、まだ観ていない人も、いま何が起きているのかがこの1本で追えます。

目次

『VIVANT』第2シリーズの結末はどこへ向かう——潜入した野崎とシャキ城の奪還作戦

『VIVANT』第2シリーズは、TBS系日曜劇場で2026年7月26日に始まった続編です。続編初回は前作全10話から直結することを示すため「第11話」と表記され、最終回は11月8日の第24話です(出典:スポニチアネックス・クランクイン!)。原作を持たないオリジナル脚本のため、結末は脚本・演出の福澤克雄を中心とした制作陣にしか分かりません。

第19話までで、物語の問いは「仲間はどこへ消えたのか」から「どう取り戻すのか」へ移りました。別班員5名をさらったのは中国系の諜報組織シンシーで、情報を売った野崎守(阿部寛)は公安の潜入任務に就いていたと明かされています。後半戦は、シャキ城の奪還作戦と、核融合技術をめぐるエリシャ父娘とテントの因縁が並行して進む流れになりそうです。

第1シーズンの筋を先に押さえておきたい人は、こちらのおさらい記事から入るとスムーズです。

あわせて読みたい
VIVANT シーズン1のあらすじと結末を簡単におさらい VIVANTシーズン1のあらすじを第1話から最終回まで簡単に整理。全10話の結末、ベキ・ノコル・別班・テントの正体、ラストの赤い饅頭の意味、2026年7月の続編との接続まで。前作を見てない人の予習にも。
あわせて読みたい
VIVANT続編はいつから?キャスト相関図と新キャスト・木村拓哉説を整理 VIVANT続編のキャスト相関図を続投組と新キャスト26名で整理。乃木とノコルの兄弟関係、2026年7月2クール放送、アゼルバイジャンロケ、木村拓哉出演説の真相まで放送前に解説します。

第19話までに張られた伏線まとめ

『VIVANT』第2シリーズは第19話までに、拉致事件の構図をほぼ明かしたうえで、新しい謎を後半戦へ持ち越しました。放送で示された事実にもとづき、まだ答えの出ていない問いを並べます。

  • シャキ城に囚われた別班員:黒須駿(松坂桃李)ら5名はゴルバドのシャキ城に囚われています。第19話で奪還部隊が動き出しましたが、全員を連れ戻せるかは描かれていません。
  • 和田貢の生死:第19話で拷問を受け、命を落としたとみられます。死亡を明示した描写かどうかは受け止めが分かれています(出典:ciatr)。
  • リュウ・ミンシュエンの真意:5年前に死んだとされた野崎の部下は、シンシー側で生きていました。野崎を支配する一方、意味深な行動から裏切り者ではないのではという考察も出ています(出典:秋田魁新報電子版)。
  • エリシャ・ママドフと核融合技術:死んだとされた発明者は生きていました。娘が見つからない限り口を割らないとされ、シンシーが執着する理由になっています。
  • プリシャを連れ去った2人の侍:テントの印の刀を持つ年配と若い侍が、2歳のプリシャを連れ去りました。少女がジャミーンではないかという説は、第19話時点では確定していません。
  • 乃木家の家紋入りの短刀:和田の拷問に使われた短刀が、なぜシンシー側の手にあるのかは明かされていません。
  • 新庄の偽装死と佐野の関与:第14話で撃たれた新庄は生きていました。佐野が検視を止めていたことから、いつ誰が計画を知っていたのかが議論になっています(出典:デイリースポーツ)。
  • 次回予告の薫:柚木薫(二階堂ふみ)が何者かに襲われるような場面が予告で示されました。襲った人物は明かされていません。

第19話時点のよくある疑問

放送を追いかけている人が検索しやすい疑問を、放送で示された事実の範囲でまとめます。まだ明かされていない点は、第19話時点では不明と記します。

Q. 別班員を拉致した黒幕は誰?
A. 拉致を実行したのは中国系の諜報組織シンシーで、リーダーは樊林杏(宮下今日子)です。別班の情報を売ったのは野崎ですが、第15話で佐野が潜入捜査のためだったと明かしました(出典:シネマトゥデイ)。

Q. 野崎守は裏切り者なの?
A. 公安部長の佐野によれば、野崎は日本を裏切ったのではなくシンシーに潜入していました。第17話でリュウに潜入を見破られ、第19話時点ではシンシーに拘束されています。

Q. 新庄は死んだの?
A. 第14話でタイ警察に撃たれ、公式の人物紹介でも「死亡」とされました。しかし第18話で生存が明かされ、死は偽装だったと分かりました(出典:秋田魁新報電子版)。

Q. 黒須駿は無事?
A. 第19話時点では、シャキ城に囚われた別班員の一人で、救出前です。同じく囚われていた和田は拷問で命を落としたとみられ、黒須の安否は奪還作戦の行方にかかっています。

Q. リュウ・ミンシュエンは何者?
A. 5年前に北京で野崎の下にいたエージェントで、乃木と瓜二つの顔を持つ人物です。堺雅人が二役で演じています。北朝鮮で殺されたとされましたが、シンシーの諜報員として樊に救われていました。

Q. 最終回はいつ?全何話?
A. 第2シリーズは全14話で、最終回は2026年11月8日の第24話です。9月20日と27日はアジア大会中継のため休止しました(出典:秋田魁新報電子版・クランクイン!)。

『VIVANT』第2シリーズ 各話ネタバレあらすじ一覧

『VIVANT』第2シリーズは、7月26日から11月8日まで全14話で放送されます。ここでは放送済みの回だけを日程表にまとめ、各話の詳しいネタバレは下の見出しで解説します。表の話数から各話の詳細へ飛べます。第1シーズンの続きとして、通算では第11話からのスタートです。

続編の配信情報や「いつから観られるのか」を先に知りたい人は、次の記事も参考にどうぞ。

あわせて読みたい
VIVANT 続編はいつから?2クール放送とキャスト・配信先 VIVANT 続編は2026年7月26日から日曜劇場で放送開始。2クール連続という規模、U-NEXT独占配信、続投26名と新キャスト14名、初回世帯18.8%まで、公表済みの事実と未発表の境界を分けて記録します。
話数放送日時視聴率(世帯)更新状況
第11話(シーズン2初回)「新たな冒険始まる」2026/7/26(日) 21:00〜21:5418.8%追記済
第12話「陰謀の首謀者判明!? 新たな仲間との対峙」2026/8/2(日) 21:00〜21:5416.4%追記済
第13話「裏切り」2026/8/9(日) 21:00〜21:5415.1%追記済
第14話「裏切りの行方、別班を狙った宿敵の全貌」2026/8/16(日) 21:00〜21:5416.6%追記済
第15話「親愛なる仲間の裏切りの果て、希望の光」2026/8/23(日) 21:00〜21:5415.2%追記済
第16話「物語の起源は5年前 愛に生きた男の真実」2026/8/30(日) 21:00〜22:04(10分拡大)15.0%追記済
第17話「下された非情な決断 試される兄弟の愛!?」2026/9/6(日) 21:00〜22:04(10分拡大)17.1%追記済
第18話「前半戦・最終回!! 失われた愛が蘇る!? 最強の勇者たち集結」2026/9/13(日) 21:00〜22:09(15分拡大)15.0%追記済
第19話「運命の奪還作戦開始 襲いかかる悪の刃!! 友の為に命を燃やせ」2026/10/4(日) 21:00〜22:09(15分拡大)15.4%追記済

※視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区・世帯。9月20日・27日はアジア大会中継のため休止。次回:第20話(2026/10/11(日) 21:00放送予定)。

『VIVANT』第19話(10/4放送)和田の最期と、タイランが語ったプリシャ連れ去りの夜

  • 2026年10月4日(日)21:00〜22:09(15分拡大)/世帯15.4%・個人10.3%(関東地区)
  • 奪還部隊がゴルバドに入る一方、囚われた別班員の和田が拷問の末に命を落としたとみられる回。
  • 連れ去られた少女プリシャをジャミーンと結びつける声が、放送直後から広がりました。

アジア大会中継による2週連続の休止を挟み、『VIVANT』第2シリーズは第19話から後半戦に入りました。救出する側と囚われた側、そしてシンシーの内側という3つの場所が同時に動き、核融合をめぐる謎の根がテントにまで伸びていきます。

あらすじ

乃木憂助(堺雅人)は、弟ノコル(二宮和也)率いるテントの協力を得て、シャキ城に囚われた別班員の奪還作戦を進めます。ノコルたちはチョッキーのプライベートジェットでガラマン空港へ降り立ちました。乃木と、前回生存が明かされた新庄浩太郎(竜星涼)は、アロフ漁港から集合地点のイシク発電所を目指します(出典:たたらのあらすじブログ)。

シャキ城のふもとの村では、村人がシンシーから報酬を受けて監視役を担っていました。ノコルは村長に話を通し、金銭で協力を取り付けます。部隊の動きを外に漏らさないための下準備でした。

その頃、囚われた別班員の和田貢(平山祐介)が尋問の場で拷問を受けます。シンシー側の周と李(木幡竜)が手にしていたのは、乃木家の家紋が入った短刀でした。和田は命を落としたとみられますが、死亡をはっきり示す描写だったかは受け止めが分かれています(出典:たたらのあらすじブログ・ciatr)。

シンシーの内部では、リュウ・ミンシュエン(劉銘軒/堺雅人の二役)が野崎守(阿部寛)を精神的に支配し、テントに関する情報を引き出します。リュウはその情報を自分だけが得た形にして樊林杏(宮下今日子)を出し抜き、核融合チームの責任者の座を得ました(出典:ciatr)。

リュウは樊、野崎、ドラム(冨栄ドラム)を連れて、情報ブローカーのタイランの邸宅を訪ねます。そこで、核融合技術を生み出したエリシャ・ママドフが今も生きていると分かりました。タイランはかつてエリシャを拘束して妻を殺し、娘のプリシャも捕らえたと明かします。

タイランによれば、当時2歳だったプリシャは、テントの印が入った刀を持つ年配と若い2人の侍に連れ去られました。エリシャは娘が見つからない限り口を割らず、シンシーはプリシャの行方を追っています。リュウに促された野崎は、テントの指導者ノゴーン・ベキの名を語り始めました(出典:ciatr)。

部隊がシャキ城へ向けて動き出したところで、第19話は幕を閉じます。次回予告には、柚木薫(二階堂ふみ)が何者かに襲われるような場面が映りました(出典:ciatr・vegcale)。

考察──乃木家の短刀とテントの刀、2本の刃がつなぐもの

第19話には、刃物が2度出てきます。和田を傷つけた乃木家の家紋入りの短刀と、プリシャを連れ去った侍が持っていたテントの印の刀です。どちらも乃木の血筋に関わる品であり、シンシーの事件がベキの過去と一本の線でつながっていく構成なのかもしれません。

乃木家の短刀がなぜシンシー側の手にあるのかは、第19話の時点で明かされていません。テントの残党や情報ブローカーを経由して渡ったのか、それとも乃木を揺さぶる目的で用意されたのか。第11話から乃木の内面を揺らす仕掛けが続いてきた流れから読み解くと、後者の色合いもありそうです。

プリシャについては、前作で「奇跡の少女」とされたジャミーン(本間さえ)と同一人物ではないかという見方が広がりました(出典:ciatr)。第17話でジャミーンが公安内部の内通者を見抜く役を担った並びからすると、彼女の素性が後半戦の鍵を握る配置にも見えます。ただし本編では、両者を結びつける事実はまだ示されていません。

後半戦初回の数字と声

第19話は世帯15.4%・個人10.3%(関東地区)で、第18話からそれぞれ上がりました(出典:スポニチアネックス・AdverTimes)。2週の休止を挟んでも、第2シリーズは第11話から9話続けて世帯15%を超えています。

視聴者の間では、プリシャの正体をジャミーンと結びつける書き込みが目立ちました。若い侍はアディエルかノコルかという推理や、和田は本当に亡くなったのかと生死を疑う声も出ています(出典:ciatr)。拷問の場面のむごさに目を覆いたくなるという受け止めもありました(出典:vegcale)。

制作側では飯田和孝プロデューサーが、最終回の11月8日まで残り6回で、前半戦より大きな驚きを5回ほど用意していると語っています(出典:クランクイン!)。

『VIVANT』第18話(9/13放送)死んだはずの新庄が戻り、奪還部隊がそろった前半戦ラスト

  • 2026年9月13日(日)21:00〜22:09(15分拡大)/世帯15.0%・個人9.8%(関東地区)
  • 毒殺までの猶予を得た乃木が、生きていた新庄やテントの精鋭と奪還部隊を組む回。
  • 新庄の再登場に驚く声と、遺体の検視を止めた佐野を手がかりに挙げる声が並びました。

前半戦の締めくくりとなった第18話は、第14話で退場したはずの人物を呼び戻すところから動き出します。回の大半を作戦の準備に使い、敵地へ入る直前で後半戦へ橋を架けました。

あらすじ

別班司令の櫻井里美(キムラ緑子)は、別班員5名の毒殺を延期すると乃木憂助(堺雅人)に告げます。残された猶予はおよそ229時間でした。乃木は作戦に必要な支援を挙げ、公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)が手配を引き受けます(出典:zapmania)。

アゼルバイジャンのバクーで、乃木は現地の別班員・田代久美子(レイヤマダ)と落ち合い、ゴルバドとシャキ城の情報を受け取ります。続いてノコル(二宮和也)たちが待つゲルへ向かうと、チョッキーが乃木への不満をぶつけました。そこへ現れたのが、死んだはずの新庄浩太郎(竜星涼)です。

新庄の死は偽装でした。逃走劇を演じたうえで、新庄の顔の型から作ったマスクを別人の遺体にかぶせ、日本へ送っていたのです。日本側では佐野が検視をせずに火葬するよう命じており、早い段階から偽装に関わっていたことも示されました(出典:zapmania・デイリースポーツ)。

新庄の生存を知ったチョッキーは喜び、乃木とノコルに謝ります。作戦にはテントの精鋭部隊Y2Kが加わり、ノコル自身も同行を申し出ました。武器は漁船で運び込み、乃木と新庄は漁港から、ノコルたちは空路でゴルバドへ入る段取りが組まれます。

部隊は城の模型を使って侵入の訓練を重ね、赤外線センサーの突破ではチョッキーが身のこなしを見せます。一方シンシー本部では、飲まず食わずで弱った野崎守(阿部寛)に、リュウ・ミンシュエン(堺雅人の二役)が水を与えます。精神的な支配を強める狙いでした(出典:zapmania・たたらのあらすじブログ)。

放送の最後には堺雅人が登場し、9月20日と27日はアジア大会中継のため休止し、10月4日に再開すると伝えました。最終回が11月8日の第24話であることも、ここで告知されています(出典:秋田魁新報電子版)。

考察──新庄の「死」を誰がいつ知っていたのか

第18話でいちばん議論を呼んだのは、新庄の偽装死に誰が関わっていたかです。佐野が遺体の検視を止めていた点を挙げ、計画を早くから知っていたのではという声が出ました(出典:デイリースポーツ)。第16話で乃木と佐野が手を組んだ流れから読み解くと、偽装は別班と公安の協力で成り立っていたのかもしれません。

新庄役の竜星涼は、第14話と第18話の該当場面を同時に撮影していたと明かしています(出典:秋田魁新報電子版)。第14話の直後から「新庄は生きているはず」という読みも出ていました(出典:週刊女性PRIME)。見破られることを前提に、種明かしより新庄が乃木側に立って戻る意味に重心を置いた構成だったのかも。

ネット上の反応

第18話は世帯15.0%・個人9.8%(関東地区)で、第11話から8話続けて世帯15%以上を保ちました。Xでは世界トレンド1位に入っています(出典:秋田魁新報電子版)。

作戦会議で使われた同時通訳機の日本語音声を、鬼頭明里や中村悠一ら人気声優が担当していたことも反響を呼びました。事前告知がなかったため、オープニングのクレジットで気づいた人が多かったようです(出典:アニメ!アニメ!)。

2週の休止が告知されると、「ここで2週空くの残酷すぎる」「早く10月4日になってほしい」と惜しむ声が並びました(出典:秋田魁新報電子版)。

『VIVANT』第17話(9/6放送)リュウに見破られた野崎の潜入と、櫻井司令の非情な決定

  • 2026年9月6日(日)21:00〜22:04(10分拡大)/世帯17.1%・個人11.2%(関東地区)
  • 野崎の潜入がリュウに暴かれる一方、別班上層部が5名の奪還断念と毒殺を決める回。
  • 拘束されてやせ細る野崎の姿に、心配する声が相次ぎました。

第17話は、ゴルバドと東京の2か所で「誰を信じるか」が試される回でした。シンシーの内側では野崎守(阿部寛)の嘘がはがされ、別班の内側では乃木憂助(堺雅人)が組織の命令と仲間の命のあいだに立たされます。

あらすじ

シンシー本部で、リュウ・ミンシュエン(劉銘軒/堺雅人の二役)は野崎に証拠を突きつけます。東条翔太(濱田岳)の口座に2度振り込まれた不自然な金額は、円周率πを使って計算するとシャキ城の位置を示す数字でした。リュウは、野崎がこの暗号で乃木に居場所を伝えたと追及します(出典:zapmania・たたらのあらすじブログ)。

リュウはドラム(冨栄ドラム)を連れてこさせ、銃口を向けて野崎を追い詰めます。ドラムの命を前にした野崎は、シンシーへの「潜入」だったと白状しました。再会したドラムは手話で、野崎を信じていたと伝えます(出典:zapmania)。

東京では、乃木が佐野雄太郎(坂東彌十郎)とともに、ジャミーン(本間さえ)に公安関係者の写真を見せます。ジャミーンが反応したのは、外事第4課の和久井俊作(田中俊介)と鈴木祥(内野謙太)でした。調べを進めると、鈴木が中国の工作員と同じ型のイヤホンを使っていたと分かります。

鈴木は樊林杏(宮下今日子)と通信している最中に、AIで作られた偽の映像で通信を乗っ取られ、背後に回った乃木に拘束されます。別班員が移送されたという情報はフェイクで、5名は今もシャキ城にいることも突き止めました(出典:zapmania・秋田魁新報電子版)。

それでも別班司令の櫻井里美(キムラ緑子)は、AIハヤトが出した奪還成功率37%を前に救出を断念します。機密を守るため、5名を食事に毒を混ぜて殺すと決めました(出典:デイリースポーツ・zapmania)。規律を口にする乃木に対し、別人格のFは仲間を見捨てることに強く反発します。

乃木の背中を押したのは長野利彦(小日向文世)でした。長野は自分のエージェントのゲルンを付けると申し出ます。乃木は櫻井に奪還の許可を求め、ノコル(二宮和也)もテントの全力で協力すると応じたことで、櫻井は乃木の提案を受け入れました。

考察──野崎が口を割った理由と、成功率37%の重さ

野崎が潜入を認めた決め手は、自分の身ではなくドラムの命でした。第15話でドラムが最後まで野崎を信じ続けた場面と並べると、2人の信頼は一方通行ではなかったのかもしれません。リュウが野崎の弱点を正確に突いた点からは、5年前の北京での関係が今も効いているようにも見えます。

一方の櫻井は、37%という数字を根拠に5名を切り捨てる判断をしました。国益を優先する別班の論理としては筋が通っていて、前作から描かれてきた組織の非情さがここで表に出た形です。それを覆したのが長野とノコルの申し出だったことから、乃木の作戦は別班の枠の外にいる仲間に支えられていくのだろうか、と思わせる流れでした。

シーズン2で2番目の高さとなった視聴率と反応

第17話は世帯17.1%・個人11.2%(関東地区)を記録し、前回から世帯で2.1ポイント、個人で1.6ポイント上がりました。シーズン2初回の18.8%に次ぐ数字です(出典:秋田魁新報電子版・BANGER!!!)。

食事も水も与えられず衰えていく野崎の姿には、心配する声が相次ぎました。放送前から話題だった阿部寛の痩せた姿を役と結びつけ、「撮影のためだったのか」と受け止める人もいたようです(出典:秋田魁新報電子版)。リュウの意味深な行動から、彼は裏切り者ではないのではという考察も出ています。

『VIVANT』第16話(8/30放送)5年前の北京と、死んだはずのリュウ・ミンシュエン

  • 2026年8月30日(日)21:00〜22:04(10分拡大)/世帯15.0%(関東地区)
  • 佐野が語る5年前の北京で野崎の部下リュウが「死に」、その男がシンシー側で生きていたと分かる回。
  • 堺雅人が演じるリュウの登場と、傭兵役の芸人の一瞬の出演に反響が集まりました。

『VIVANT』第2シリーズの第16話は、時計の針を5年前へ戻す回です。野崎守(阿部寛)がなぜ別班員を売ってまでシンシーに近づいたのか、その出発点が北京の日本大使館にあったことが、佐野の口から明かされます。

あらすじ

旧大本営の地下壕で、公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)は乃木憂助(堺雅人)に5年前の出来事を語ります。北京に駐在していた野崎は、北朝鮮への諜報で2人のエージェントを動かしていました。張競士(高橋光臣)と劉銘軒、リュウ・ミンシュエンです(出典:zapmania・たたらのあらすじブログ)。

野崎は張を二重スパイではないかと疑い、重要な情報をリュウにだけ伝えるようになりました。リュウは野崎を強く慕っていました。乃木は話を聞きながら、リュウの顔が自分に似ていたことを思い出します。

リュウは北朝鮮のミサイル責任者を追って、野崎の制止を振り切って潜入し、捕らえられます。野崎は表向きは要求を無視しつつ、佐野に資金を用意させて傭兵による救出を進めました。しかし突入は間に合わず、リュウが殺害されたとみられる映像が届きます(出典:zapmania)。

帰国後、張は野崎に、樊林杏(宮下今日子)にリュウの救出を頼んだが断られたと打ち明けます。張が示したのは、核融合技術の発明者とされるエリシャ・ママドフの資料でした。公安は、その真偽とシンシーを探るため野崎を潜入させると決め、野崎は別班の情報を手土産に樊へ近づきます。

話を聞いた乃木は、野崎が残した手がかりから別班員5名の居場所を割り出し、ゴルバドのシャキ城跡にたどり着きます。乃木と佐野は、別班と公安として裏と表で手を組むことを決めました(出典:zapmania・デイリースポーツ)。

そしてシンシー本部で、野崎の前に死んだはずのリュウが現れます。リュウは北朝鮮で拷問を受けたすえ、シンシーとの関係を明かして樊に救い出されていました。張が射殺されたことも伝えたリュウは、野崎がシャキ城の手がかりを外へ流したのではと詰め寄ります(出典:zapmania・たたらのあらすじブログ)。

考察──乃木と瓜二つの男が、野崎の前に立った意味

リュウを乃木と同じ堺雅人が演じることで、野崎は「乃木に似た男」に裁かれる立場に置かれました。バルカで乃木と兄弟のような関係を築いた野崎にとって、かつて救えなかった部下が同じ顔で現れる構図は、相当こたえる仕掛けだったのかもしれません。

もう一点、第16話で野崎の裏切りの見え方がほぼ反転しました。第13話から積み上げてきた「なぜ野崎が」という問いは、公安の潜入任務という答えで一度閉じています。ただ、リュウが野崎への執着を隠さなかったことから、ここから先は任務の成否より、2人の過去の清算が物語を動かすのでは、という気もします。

ネット上の反応

第16話は世帯15.0%(関東地区)で、第11話から6話続けて15%台以上を保っています(出典:BANGER!!!・スポニチアネックス)。リュウの登場には驚きの声が相次ぎ、堺雅人の演じ分けが話題になりました(出典:秋田魁新報電子版)。

軽い話題では、傭兵の一人としてラグビー芸人のしんやが数秒だけ映り、「溶け込みすぎ」という声が上がりました。前田公輝も傭兵役で一瞬映り、公式SNSが「尺の都合上、数秒だけの出演」と説明しています(出典:秋田魁新報電子版)。また、シャキ城をすばやく割り出した場面には、第11話に手がかりがあったと振り返る見方も出ました(出典:デイリースポーツ)。

『VIVANT』第15話(8/23放送)「天網恢恢」のメモと、佐野が明かした野崎の潜入捜査

  • 2026年8月23日(日)21:00〜21:54/世帯15.2%・個人9.8%(関東地区)
  • 野崎を知る3人を順にたどった乃木が、公安部長の佐野から「野崎は裏切っていない」と聞かされる回。
  • ラストの種明かしに「やはりそうだったのか」「信じてた」という声が並びました。

第15話の公式あらすじが示した軸は、野崎の裏切りに気づけなかった乃木が、野崎を知る3人に的を絞って手がかりを追うことでした。東条、チンギス、佐野と、乃木は一人ずつ話を聞き、最後に物語の前提そのものを覆す答えにたどり着きます(出典:サラリーマンの雑記帳)。

あらすじ

乃木憂助(堺雅人)の尋問を受けた東条翔太(濱田岳)は、野崎守(阿部寛)から新庄の逃亡先を誤認させるよう指示されていたと明かします。過去のサイバー犯罪を暴露すると脅されていたためでした。乃木は東条を東京へ連れ戻し、仕事に戻るよう命じます(出典:zapmania・たたらのあらすじブログ)。

乃木は明治神宮でドラム(冨栄ドラム)に会い、野崎がゴルバドにいてシンシーと通じていたと伝えます。それでもドラムは野崎を信じると譲りませんでした。乃木はバルカへ飛び、バルカ警察のチンギスから、野崎が託した「天網恢恢疎にして漏らさず」と書かれた紙を受け取ります。

「天網」が監視網を指すと読んだ乃木は、東条に公安外事第4課を調べさせます。東条の探知機には15の反応があり、AIハヤトの照合でシンシー製の監視カメラだと判明しました。公安の動きは、シンシーに筒抜けだったのです(出典:zapmania・シネマトゥデイ)。

そのころ野崎はゴルバドのルモー地区で樊林杏(宮下今日子)と会い、シンシーの幹部入りを求めます。樊は条件として、野崎の本心を確かめるポリグラフ検査を課しました。野崎を追うドラムも、同じ地区にたどり着いています(出典:zapmania)。

別班員の命を守るため、別班は公安部長の佐野雄太郎(坂東彌十郎)の身柄を確保し、旧大本営の地下壕で尋問します。佐野は、野崎も自分も日本を裏切ってはおらず、野崎はいま潜入捜査の任務に就いていると明かしました。別班員の拉致に加担したのも、シンシーに近づくためだったといいます(出典:シネマトゥデイ)。

佐野はさらに、5年前に野崎が北京の日本大使館で連絡係を務め、北朝鮮への諜報に当たっていたと語り始めます。野崎の部下だった2人のエージェントの名が挙がったところで、第15話は終わりました。

考察──「天網」の一語に込められた野崎のSOS

野崎がチンギスに託したのは、居場所でも事情の説明でもなく、故事成語ひとつでした。監視されている身で書ける範囲の言葉に絞り、読み解ける相手として乃木を信じていた、という読み方もできそうです。結果として乃木は公安内部のカメラにたどり着いており、メモは警告として機能していました。

第13話のラストで突きつけられた「裏切り」は、第15話でひとまず潜入任務へと書き換えられました。ただ、拉致された別班員5名が今も拷問を受けている事実は変わりません。任務のためなら仲間を差し出すという公安の判断を、別班の乃木がどう受け止めるのかは、おそらく後半まで尾を引く論点です。

ネット上の反応

第15話は世帯15.2%・個人9.8%(関東地区)で、シーズン2初回から5話続けて世帯15%を超えました(出典:秋田魁新報電子版)。

野崎の行動が潜入捜査だったと分かると、「やはりそうだったのか!」「野崎、信じてたよ」という声が上がりました。本心を隠して敵に近づく姿を、『ハリー・ポッター』のスネイプ先生になぞらえる感想もあります(出典:シネマトゥデイ)。この回には歌手の大塚愛が兵士役でサプライズ出演し、こちらも驚きを呼びました(出典:秋田魁新報電子版)。

『VIVANT』第14話(8/16放送)新庄の最期と、野崎を迎えたシンシーの樊林杏

  • 2026年8月16日(日)21:00〜21:54/世帯16.6%・個人10.8%(関東地区)
  • 日本へ護送される新庄がタイ警察に撃たれ、野崎が中国系諜報組織シンシーの本拠へ迎え入れられる回。
  • 「新庄は生きているはず」「野崎は裏切っていないのでは」という読みが早くも広がりました。

相棒の裏切りで終わった第13話を受けて、第14話は「野崎はどこへ行き、誰と組んだのか」に答える回になりました。公式あらすじは、別班を売った野崎がたどり着いた異国の地で、今作最大の宿敵となる組織が待っていたと予告していました(出典:サラリーマンの雑記帳)。

あらすじ

野崎守(阿部寛)は、10時間以上コンテナに身を潜めたすえにエルサレムで協力者の男と落ち合います。一方の乃木憂助(堺雅人)は、新庄の逃亡経路を調べたときに野崎の問いかけに違和感を覚えながら見過ごしたことを悔やみます。長野利彦(小日向文世)は、諜報の世界では誰も信じてはならないと乃木を諭しました(出典:zapmania)。

別班に確保された新庄浩太郎(竜星涼)は、野崎の裏切りを知らされます。乃木は新庄に詫び、国家機密の保持契約と賠償金を示したうえで、もう表の世界では生きられないと告げました。父ベキを殺したと責める新庄に、乃木は銃に弾が入っていなかったことを明かします。

新庄は公安の脇坂昭夫(小久保寿人)に引き渡され、日本へ護送されることが決まります。ところが護送の車中で警察官を倒して拳銃を奪い、タイ警察に囲まれたなかで発砲しました。新庄は一斉射撃を受けて倒れ、チョッキーに両親への伝言を叫んだのが最後の言葉でした(出典:zapmania・サラリーマンの雑記帳)。

野崎が会っていた女は、シンシーのリーダー樊林杏(宮下今日子)でした。野崎は、ベキの脱獄は別班を混乱させるための計画だったと明かし、要求していた50億円の入金を確かめます。保険として、テントに関する情報も樊に渡しました。

乃木から新庄の死と野崎の関与を聞いた別班司令の櫻井里美(キムラ緑子)は、公安部長の佐野が野崎の裏切りを知っていたと見立てます。やがて監視カメラの映像から、野崎と樊がゴルバド共和国の施設を訪れ、樊が「ようこそ、わがシンシーへ」と迎える姿が確認されました(出典:zapmania)。

新庄の死と野崎の逃亡を知った東条翔太(濱田岳)は、口封じを恐れて警視庁から姿を消します。北朝鮮への密航を請け負うというメッセージを受け取った東条の背後に乃木が現れ、第14話は幕を閉じました。放送当日の公式の人物紹介では、新庄に「死亡」と記されています(出典:秋田魁新報電子版)。

考察──「死亡」と書かれた新庄と、まだ見えない野崎の本心

第14話は、野崎の動きを一方的に描きながら、心の内だけは見せない作りでした。樊に別班の情報を売り、大金を受け取る場面まで映しながら、野崎自身の動機を語る台詞はありません。前作から乃木と築いてきた関係を考えると、この沈黙そのものが後の反転への布石だった、と見る余地もありそうです。

新庄の退場も、公式が人物紹介で「死亡」と明記したにもかかわらず、すぐに疑いの目が向けられました。乃木が新庄に、もう表の世界では生きられないと告げた直後の出来事だった並びからすると、言葉どおりの意味だけではなかったのかもしれません。

4週連続の世界トレンド1位と、早くも割れた読み

第14話は世帯16.6%・個人10.8%(関東地区)で、前回の第13話(世帯15.1%)から上がりました。Xでは「#VIVANT」が4週連続で世界トレンド1位になっています(出典:秋田魁新報電子版・BANGER!!!)。

視聴者の間では「新庄は生きているはず」「野崎さんは裏切っていないのでは」という2つの読みが特に広がりました(出典:週刊女性PRIME)。第14話の公式予告動画のコメント欄にも、野崎の渡航がただの里帰りであってほしいと願う書き込みや、新庄とチョッキーの関係を面白がる声が並んでいます(出典:YouTube)。

『VIVANT』第13話(8/9放送)タイでの新庄確保と、「最大の裏切り者」野崎守

  • 2026年8月9日(日)21:00〜21:54/世帯15.1%(関東地区)
  • タイで新庄とチョッキーを確保した乃木が、最後に相棒だった野崎の裏切りを知る回。
  • 視聴者からは「嘘でしょ!?」「これは予想できなかった」という声が相次いだ。

予告で示された「最大の裏切り者――」の一文に、放送前から考察が集まっていた第13話。答えは回の最後に置かれ、『VIVANT』第2シリーズは序盤戦の折り返し地点で乃木憂助(堺雅人)から相棒を奪いました。

あらすじ

舞台はタイ。大富豪チョッキー(OHM)の邸宅に潜伏する新庄浩太郎(竜星涼)を捕らえるため、乃木たちは新庄が口にする納豆にLSDを仕込みます。麻薬取締の容疑を作り、タイ警察に邸宅を捜索させる段取りでした。ところがチョッキー側は邸宅を自爆させ、その混乱に紛れて逃亡を図ります。

この動きも乃木たちは読んでいました。新庄とチョッキーが乗り込んだ救急車は、別班のエージェントが運転する偽物だったのです。睡眠ガスで眠らされた2人は、そのまま別班に確保されます。

第12話のラストで現れた丸菱商事専務の長野(小日向文世)も別班員として乃木・ドラム(冨栄ドラム)と行動をともにし、この確保に加わりました。長野が別班拉致事件の犯人ではないことも、ここで明らかにされました(出典:オリコン)。

乃木(F)は、拉致された別班員5名の行方を新庄とチョッキーに問いただします。しかし2人とも別班員の居場所を知らず、拉致に関しては無実でした。第11話から積み上げてきた追跡が、ここで一度行き止まりを迎えます。

そのうえで、すべての事実が明らかになりました。裏切っていたのは公安の野崎守(阿部寛)だったのです。オリコンは事件の首謀者が野崎だったと伝えています。

バルカ共和国で乃木と出会って以来、兄弟のような関係を築いてきた相手でした。乃木が「何で野崎さんが!」と慟哭する頃、当の野崎はイスラエルにいます。第13話は、乃木が絶望の淵に立たされたところで幕を閉じました(出典:MANTANWEB)。

なお、野崎がなぜ裏切ったのか、拉致された別班員5名がいまどこにいるのかは、第13話の時点では明かされていません。

考察──東条に集まった疑いと、野崎がイスラエルにいた意味

放送前、視聴者の考察でいちばん名前が挙がっていたのは東条翔太(濱田岳)でした。連絡が取れない描写や、ノゴーン・ベキを「様」付けで呼んでいた点が根拠として並びます。一方で野崎の離反を疑う読みも出ており、4つの不審点を挙げる記事も出ていました(出典:ピンズバNEWS)。結果として当たったのは後者で、東条に疑いが集まる構図そのものが目くらましとして機能していたのかもしれません。

もうひとつ引っかかるのが、野崎の居場所です。第11話で拉致された別班員のうち、廣瀬瑞稀が連れ去られた先はイスラエルでした。第13話のラストで野崎が立っていたのも同じイスラエルです。

偶然として流すこともできますが、拉致された5名の行方と野崎の現在地が同じ国で重なる以上、両者がつながっている線はありそうな気がします。新庄とチョッキーが無実だったと分かった直後にこの映像が置かれた並びからしても、次に追うべき場所を示す合図だったのかも。

動機の面はまだ何も出ていません。野崎は国防に関わる立場にあり、乃木とは前作から行動をともにしてきた人物です。オリジナル脚本である以上、裏切りの理由が個人的な事情なのか、より大きな枠組みの指示なのかは制作陣にしか分かりません。ただ、乃木の別人格Fが尋問の場に出ていた回のラストで相棒の裏切りが置かれた構成からすると、この先は乃木自身の内側も揺さぶられていく展開になるのだろうか、と思わせる終わり方でした。

ネット上の反応

第13話の視聴率は翌日発表のため、本稿の時点では集計中です。参考までに、シーズン2初回の第11話は世帯18.8%、第12話は世帯16.4%・個人10.4%を記録しています(出典:ビデオリサーチ)。

観た人の反応は、ラストの一点に集中しました。「嘘でしょ!?」「嫌だ嫌だ嫌だ」「ぎゃあああ!!」「これは予想できなかった」といった悲鳴に近い声が並びました(出典:オリコン)。「えぐい話の展開」「嘘だと言って」という受け止めも上がっています(出典:ENCOUNT)。東条説を推していた人ほど、外れ方の鮮やかさに反応していたようです。

やや軽い話題としては、劇中に一瞬だけ映った人気芸人に気づかなかった視聴者が続出し、「え、いたよね?」「馴染みすぎてて」という声が出ました(出典:ENCOUNT)。また、放送に合わせて宮下今日子が第14話(8月16日)から出演することも発表されています。第2シリーズのキーパーソンの1人とされ、素性は次回明かされる予定です。

あわせて読みたい
ドラム VIVANT THE ORIGIN STORY キャスト相関図|少年ドラムと家族の関係 VIVANTスピンオフ『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』の相関図を整理。U-NEXT独占配信・全4話、大谷亮平ら新キャストと少年ドラム・弟マディ・家族の関係を配信中時点でまとめました。

『VIVANT』第12話(8/2放送)新庄の逃亡ルートと、バンコクに現れた長野専務

  • 2026年8月2日(日)21:00〜21:54/世帯16.4%・個人10.4%(関東地区)
  • キプロスでアリを尋問した乃木が新庄の逃亡先を割り出し、バンコクで意外な人物と合流する回。
  • 放送中にXで世界トレンド1位となり、ラストに現れた長野専務へ「面白いったらありゃしない」という声が集まった。

『VIVANT』第2シリーズの第12話は、第11話が投げた「誰が別班員をさらったのか」という問いに、初めて具体的な名前で応じる回になりました。追跡の舞台はキプロスからバンコクへ移り、残り1分で座組そのものがひっくり返ります。

あらすじ

黒須駿(松坂桃李)を含む別班員5名の拉致事件を追う乃木憂助(堺雅人)のもとで、別班のAI「ハヤト」がひとつの名前を示します。ノゴーン・ベキの脱獄を手引きした元公安・新庄浩太郎(竜星涼)が、事件の犯人である可能性です(出典:TBS公式)。乃木は情報を求めて弟のノコル(二宮和也)を訪ね、そのままキプロスへ渡りました。

キプロスで乃木はアリ・カーン(山中崇)の身柄を確保し、ポリグラフをAIハヤトにつないだ状態で尋問します。アリの供述は真実である確度93%と判定されました(出典:zapmania)。

アリが語ったのは、別班とテントを近づけたのも、新庄をテントに引き合わせたのも自分だったという事実です。ゴビの裏切りを事前に疑っていたアリは、テントの正体を暴く役目を乃木に賭けていたと明かしました。ただし新庄の逃走ルートと潜伏先については知らないと答えます。

捜査は日本側に移ります。太田が空港の防犯カメラ映像を洗い直したところ、映像が別のデータに差し替えられていたことが判明しました。

手がかりになったのは、乃木が思い出した5月6日の線状降水帯のニュースです。空港の映像には雨が映っていないのに、同じ時間帯の管制塔周辺では激しい雨が降っていました。この食い違いから、映像が別の日のものだと突き止めます。

再検証の結果、新庄が出国したのは茨城空港ではなく富士山静岡空港で、変装して機に乗り込んでいました。手引きしたのは中国人実業家のチョッキーで、新庄は飛行学校で多発機のライセンスを取得していたことも分かります。行き先はバンコク。さらに、日本の納豆と赤飯を買った人物の痕跡から、潜伏先の絞り込みが進みました(出典:navicon)。

そしてラスト。バンコクのホテルで、乃木とドラム(冨栄ドラム)は合流予定だった新たな別班員を待ちます。部屋に現れたのは、丸菱商事専務の長野(小日向文世)でした。

乃木も長野も互いに驚いた表情を見せ、同じ会社に勤めながら双方が相手を別班員だと知らなかったことが示されます。長野が別班員だという事実だけが提示され、第12話は幕を閉じました。

考察──長野専務が別班だったことで、疑いの向き先が変わった

第12話でいちばん大きく動いたのは、犯人像そのものより「誰を疑えばいいのか」という枠組みのほうかもしれません。長野が別班員だと判明したことで、丸菱商事という表の職場が別班の器としても機能していた可能性が浮かびます。第11話の時点では新庄ひとりに疑いが集まっていましたが、乃木の身近な人物が別の顔を持っていた以上、同じことが他の登場人物にも起きているのかも、と読むことはできそうです。

放送後に視聴者の間で出たのが、乃木と長野が同じ会社にいながら互いを知らないのは不自然ではないか、という指摘です。これに対しては、別班が数人単位のグループで動き、他グループの班員の本名すら知らされない組織だとされている点を挙げる反論も出ました(出典:X)。現実の別班像を踏まえるなら、互いを知らないこと自体は組織の設計どおり、という読み方もできるのでしょう。

もう一点、第12話で引っかかりを残したのが東条翔太(濱田岳)です。連絡が取れない状態が描かれ、新庄と同じように上司の野崎を欺いている側なのではないか、という見立てが出ています。新庄が公安から出た裏切り者だったという構図をそのまま重ねると、東条も同じ位置に立ちうる、という推測にはなります。ただし第12話の時点では、東条について確定した情報は何も出ていません。

ネット上の反応

第12話は世帯視聴率16.4%・個人10.4%(関東地区)を記録しました。シーズン2初回の18.8%には届かなかったものの、高い水準を保っています(出典:ビデオリサーチ・MANTANWEB)。放送中にはXで世界トレンド1位に立ち、2週続けて大きな反響となっています(出典:オリコン)。配信側でも第11話のTVer再生数が786万回に達し、同サービスのエピソード再生記録を更新しました。

観た人の感想で目立ったのは、ラスト1分の合流シーンです。長野専務が別班員として現れた展開に「面白いったらありゃしない」という声が集まりました。「謎が解けてまた謎が増える」「激アツ展開」といった受け止めも並んでいます(出典:映画チャンネル・オリコン)。長野が本人になりすました別人ではないか、という読みを立てる人もいて、正体の解釈は割れています。

アリへの評価が上がったのも第12話の特徴でした。尋問で自分の狙いを明かした流れから「アリはずっと味方でいてほしい」という声が上がっています(出典:YouTube)。一方で東条を疑う書き込みも増えており、ベキを「様」付けで呼んでいた点まで蒸し返されました。次の一手がどこから来るのか、視聴者側の予想は分散したまま第13話へ進みます。

あわせて読みたい
ドラム VIVANT THE ORIGIN STORYネタバレ|ドラムの起源と結末を整理 U-NEXT独占配信『ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―』全4話のあらすじ・ネタバレを配信済みEpisode1・2を中心に整理。父ダビド・母アミーラを軸に、なぜドラムになったのかを追う先行記事。Episode4は配信後に追記。

第11話(7/26放送)別班消失と、キプロスで待っていたアリ

  • 2026年7月26日(日)21:00〜21:54/世帯視聴率18.8%(シーズン2初回・関東地区)
  • 祠の赤いまんじゅうを合図に招集された乃木が、別班員5名の消失を追う一夜。
  • 視聴者からは「別班が帰ってきた」「初回から伏線だらけ」という声が上がった。

『VIVANT』第2シリーズの第11話は、続編としての「初回」でありながら通算では第11話という異例の位置づけで幕を開けます。前作のラストシーンから直結する構成で、乃木憂助が再び任務の渦へ引き戻されるまでを描きました。

あらすじ

国際テロ組織テントをめぐる一連の任務から帰還した乃木憂助(堺雅人)の目に、祠に置かれた赤いまんじゅうが飛び込みます。これは自衛隊の秘密部隊・別班への緊急招集の合図でした。招集に応じた乃木が知らされたのは、別班員5名が拉致されたという報せです。負傷して入院していた4名が病院から姿を消し、さらにバルカにいた黒須駿(松坂桃李)とも連絡が取れなくなっていました。

乃木はノコル(二宮和也)に連絡を取り、ドラム(冨栄ドラム)とともにバルカへ向かいます。黒須のゲル(住居)を調べると、防犯カメラの映像から、黒須が何者かに襲撃されて連れ去られていたことが判明します。手がかりを追った一行はキプロスへ潜入し、追跡の末にたどり着いた先で、テント側の人物だったアリ・カーン(山中崇)と再会します。

アリは第1シーズンで乃木と対峙したのち家族とともに国外へ逃れた人物で、その再登場が物語を再び大きく動かします。ラスト付近ではこのアリが姿を見せ、第2シリーズの新たな謎の中心にいることが示されました。

丸菱商事の富樫役として池田成志が登場するなど、続編でも群像の広がりが保たれています。次回・第12話(2026年8月2日放送予定)では、乃木の表情を大きく変える「新たな別班員」の存在が予告され、その正体が焦点になりそうです。

考察──赤いまんじゅうと「別班消失」が示す第2シリーズの構図

第11話が最初に置いた謎は「誰が別班員をさらったのか」です。負傷入院中の4名とバルカの黒須がほぼ同時に消えた流れから読み解くと、単独犯ではなく、別班の動きを内側まで把握している組織か人物が背後にいるのかもしれません。キプロスでアリと再会した展開を踏まえると、テントの残党や、テントと通じる別勢力が関わっている構図もあり得るのかも、と受け取れます。

もう一つ視聴者の間で話題になったのが、第12話予告で示された「新たな別班員」です。乃木がその存在に反応する表情を見せたことから、乃木と過去につながりのある人物ではないかという推測が広がりました(出典:ENCOUNT)。

オリジナル作品ゆえに答えは制作陣にしか分かりませんが、第11話の時点では、この新別班員が敵側なのか味方側なのかも明かされていません。福澤克雄がメイン脚本・演出を担う作風からすると、初回で提示した謎をあえて宙づりにし、次回以降で反転させてくる流れも十分に考えられます。

ネット上の反応

第11話は世帯視聴率18.8%(関東地区)を記録し、続編初回として高い数字で滑り出しました(出典:ビデオリサーチ)。観た人の間では「別班が帰ってきた」という歓迎の声や、「初回から伏線だらけで一気に引き込まれた」という反応が目立ちました。続編初回をあえて「第11話」と表記した点についても「前作から地続きだと伝わる」「粋な表記」と受け止める声が上がっています(出典:X・スポニチアネックス)。

放送直後には、声優の高山みなみらによるサプライズ的な出演も話題になり、SNS上で盛り上がりを見せました。一方で「情報量が多く一度では追いきれない」という声もあり、複雑さをめぐる賛否は続編でも引き継がれているようです。作品の評価をめぐる賛否を整理したい人は、次の2本もあわせてどうぞ。

あわせて読みたい
VIVANT第2シリーズはなぜ面白い?前作の評価と見どころを整理 2026年7月26日にスタートするTBS日曜劇場『VIVANT』第2シリーズ。「そんなに面白いの?」「前作を観ていないけど今から追う価値はある?」と検索してたどり着いた方も多...

『VIVANT』第2シリーズの作品情報

『VIVANT』第2シリーズの基本情報をまとめます。TBS系日曜劇場の看板シリーズとして、続編は前作と同じ日曜21時枠で放送されています。

作品名VIVANT(第2シリーズ/シーズン2)
放送局・枠TBS系 日曜劇場
放送時間日曜 21:00〜21:54
放送開始2026年7月26日(第11話=シーズン2初回)
放送規模全14話(通算第11〜24話)、最終回は2026年11月8日
原作なし(オリジナル)
脚本福澤克雄、宮本勇人、李正美、山本奈奈、土井笑生
演出福澤克雄、宮崎陽平、加藤亜季子
主演堺雅人
放送状況第19話まで放送済み(次回10/11 第20話)。9/20・9/27はアジア大会中継のため休止

『VIVANT』第2シリーズの主要キャストと登場人物の立ち位置

『VIVANT』第2シリーズは、第1シーズンの主要メンバーが続投しています。第11話で物語を動かした人物を中心に、役名と俳優、立ち位置を表にまとめます。

役名俳優立ち位置
乃木憂助堺雅人別班に属する主人公。第11話で仲間の消失を追う
黒須駿松坂桃李別班員。バルカのゲルで襲撃され連れ去られる
ノコル二宮和也乃木と行動を共にし、バルカでの追跡を支える
ドラム冨栄ドラム乃木・ノコルとともに黒須を捜索する相棒
新庄浩太郎竜星涼続編の新たな人物。序盤で動向が注目される
アリ・カーン山中崇テント側の人物。キプロスで乃木の前に再登場
野崎守阿部寛公安の刑事。別班の情報をシンシーに売ったが、実は潜入捜査中だったと第15話で判明
長野利彦小日向文世丸菱商事の専務で別班員。第12話から乃木と行動をともにする
佐野雄太郎坂東彌十郎公安部長。野崎の潜入を明かし、第16話から別班と協力する
櫻井里美キムラ緑子別班の司令。第17話で5名の奪還断念と毒殺を決めるが、乃木の提案を受け入れる
樊林杏宮下今日子中国系の諜報組織シンシーのリーダー。別班員5名を拘束する
リュウ・ミンシュエン(劉銘軒)堺雅人(二役)5年前の野崎の部下。死んだとされたが、シンシー側で生きていた

このほか、江口洋介や二階堂ふみらも続投しています。第11話には丸菱商事の富樫役で池田成志も登場しました。登場人物同士の関係をより詳しく追いたい人は、続編のキャストと相関をまとめた記事も参考にどうぞ。

あわせて読みたい
VIVANT続編はいつから?キャスト相関図と新キャスト・木村拓哉説を整理 VIVANT続編のキャスト相関図を続投組と新キャスト26名で整理。乃木とノコルの兄弟関係、2026年7月2クール放送、アゼルバイジャンロケ、木村拓哉出演説の真相まで放送前に解説します。

『VIVANT』第2シリーズをもっと深く楽しむ

『VIVANT』第2シリーズは、第1シーズンの筋を押さえておくと伏線の効き方が段違いに変わります。続編の評価や配信、前作のおさらいまで、関連記事を横断すると理解が深まります。

あわせて読みたい
VIVANT シーズン1のあらすじと結末を簡単におさらい VIVANTシーズン1のあらすじを第1話から最終回まで簡単に整理。全10話の結末、ベキ・ノコル・別班・テントの正体、ラストの赤い饅頭の意味、2026年7月の続編との接続まで。前作を見てない人の予習にも。
あわせて読みたい
VIVANT 続編はいつから?2クール放送とキャスト・配信先 VIVANT 続編は2026年7月26日から日曜劇場で放送開始。2クール連続という規模、U-NEXT独占配信、続投26名と新キャスト14名、初回世帯18.8%まで、公表済みの事実と未発表の境界を分けて記録します。
あわせて読みたい
VIVANT第2シリーズはつまらない?複雑さの賛否を検証 2026年7月26日にスタートするTBS日曜劇場『VIVANT』第2シリーズ。前作が社会現象になった一方で、「続編はつまらないのでは」「前作も途中でわかりにくくなった」という...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ドラマを「観る」だけでなく「読み解く」ことに10年以上取り組んできた、ドラマ考察ライター。年間100作品以上を視聴し、脚本構造・キャラクター心理・演出技法・原作比較・社会的文脈まで含めて分析する。「事実→構造→意味」の順で積み上げる考察を信条にしており、個人の感想ではなく一次情報に基づく分析を大切にしている。サスペンス・ヒューマンドラマ・大河・朝ドラ などジャンル不問。

コメント

コメントする

目次