『鬼女の棲む家』が気になって検索した方、多いのではないでしょうか。石田ひかりが日テレ系ドラマに約30年ぶりに主演するという話題性だけでなく、「SNS特定班の主婦」という設定が放送前から注目を集めています。
このドラマはいわゆる”鬼女”――ネット掲示板やSNSで個人情報を特定し、炎上に追い込む匿名ユーザーが主人公。昼は完璧な主婦、夜はスマホ越しに誰かの人生を壊す。その二面性がどこまで描かれるのか、「ヒイラギ」と名乗る謎の依頼者は一体何者なのか。
この記事では、『鬼女の棲む家』のネタバレあらすじを毎話放送後に更新していきます。キャストや登場人物の整理、放送後の反応や考察まで、このドラマの情報はここ1本でカバーできるようにまとめています。
※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。
『鬼女の棲む家』の作品情報――石田ひかり30年ぶりの日テレ主演
石田ひかりといえば、NHK朝ドラ『ひらり』(1992年)のヒロイン。その後も映画やドラマで活躍を続けてきたが、日テレ系の連ドラ主演となると実に約30年ぶりになる。今回演じるのは、表向きは「完璧な主婦」、裏ではSNSの特定班として暗躍する星野明香里(48歳)。この役を石田ひかりが演じるというキャスティング自体が、すでにひとつの仕掛けになっている。
| 作品名 | 鬼女の棲む家 |
| 放送局 | 中京テレビ・日本テレビ系(水曜プラチナイト) |
| 放送時間 | 毎週水曜 24:24〜 |
| 放送開始 | 2026年4月1日(水) |
| 放送状況 | 第9話まで放送済み(次回6/3 第10話) |
| 脚本 | 佐藤友治 |
| 演出 | 木村ひさし / 坂本栄隆 / 雨宮由依 |
| 音楽 | 伊藤翼 |
| 主題歌 | hitomi「Tokey-Dokey」 |
| 原作 | オリジナル脚本 |
| 制作 | CTV MID ENJIN |
| 配信 | TVer、Hulu(見逃し配信) |
『鬼女の棲む家』キャスト・登場人物――”完璧な家族”の裏側
星野家は一見すると理想的な家庭に見える。高校生の娘、中学生の息子、穏やかな夫。しかしその中心にいる明香里は、家族の誰にも明かせない裏の顔を持っている。このドラマのキャストは7名が発表されており、家族の外側にいる3人の存在が物語を動かす鍵になりそうだ。
星野家――表向きは「どこにでもいる普通の家族」
明香里を中心とした星野家の4人。夫・透は明香里の”もう一つの顔”を知っているのか。娘・咲良と息子・歩夢はそれぞれ17歳と14歳――SNSネイティブ世代の子どもたちが母の正体に気づく展開は避けられないだろう。
| 役名 | 年齢 | キャスト | 人物像 |
|---|---|---|---|
| 星野明香里 | 48歳 | 石田ひかり | 主婦。裏ではSNS特定班「鬼女」として活動 |
| 星野透 | 47歳 | 竹財輝之助 | 明香里の夫 |
| 星野咲良 | 17歳 | 熊井戸花 | 明香里の娘(高校2年生) |
| 星野歩夢 | 14歳 | 三浦綺羅 | 明香里の息子(中学2年生) |
明香里の”外側”にいる3人――物語を動かすキーパーソン
星野家の外から物語に関わる3人。金井静香は明香里と年齢が近い42歳で、ママ友なのか、それとも別の関係なのか。若宮和樹(21歳)と里中萌(17歳)は明香里より一世代下のSNSネイティブ。明香里の”鬼女活動”とどう交差するのかが気になるところだ。
| 役名 | 年齢 | キャスト | 人物像 |
|---|---|---|---|
| 金井静香 | 42歳 | 伊藤修子 | 明香里の周辺人物 |
| 若宮和樹 | 21歳 | 井内悠陽 | 明香里の周辺人物 |
| 里中萌 | 17歳 | 宮迫翠月 | 明香里の周辺人物 |
『鬼女の棲む家』第1話(4/2放送)ネタバレ|石田ひかりが演じる「二面性の恐怖」
第1話はヒイラギからの匿名の依頼メールから始まった。石田ひかり演じる星野家の主婦・菜々子は、SNS特定班の顔と、家庭で完璧な妻・母を演じる顔を使い分けている。表の顔が完璧すぎるからこそ、SNSで他人を追い詰めていく裏の顔の恐怖が際立つ。
深夜ドラマ枠だからこそ描ける「ネットの本当の怖さ」——不審なDMに「通報しますよ」と冷たく返す菜々子の一言に、視聴者は「この人がやってる側だ」と気づく。SNS特定班という設定そのものが、現代日本のリアルな恐怖を映し出している。
ヒイラギからの依頼は物語を動かす装置として機能している。匿名の告発者なのか、菜々子を追い詰める敵なのか、それとも菜々子自身の別人格なのか——第1話時点では明かされていない。
『鬼女の棲む家』のあらすじ――「ヒイラギ」の依頼から始まるサイコホラー
星野明香里は、昼間は夫と2人の子どもと暮らす「完璧な主婦」。しかし裏では、ネット上で「鬼女」として活動している。ターゲットの個人情報を特定し、SNSで炎上させることで、歪んだ正義感と快楽を満たしてきた。
そんな明香里のもとに、ある日「ヒイラギ」と名乗る人物からDMが届く。「炎上させてほしい人間がいる」――その依頼をきっかけに、明香里の日常は一変していく。第1話のサブタイトルは「鬼女だけは敵に回してはいけない」。自分が「敵に回される側」になる可能性を暗示しているようにも読める。

「鬼女」「特定班」といったネットスラングをドラマの中心に据えた作品は珍しい。脚本の佐藤友治がこのテーマをどこまでリアルに描くか、第1話の温度感で作品全体の方向性が見えてくるはずです。
「ヒイラギ」は誰なのか――放送前の注目ポイント
放送前の時点で最大の謎は「ヒイラギ」の正体だ。明香里に炎上を依頼してくるこの人物は、発表されている7人のキャストの中にいるのか、それともまだ明かされていない人物なのか。
サイコホラーサスペンスというジャンルを考えると、「ヒイラギ=身近な人物」という展開が王道。夫の透なのか、ママ友的存在の金井静香なのか、あるいは娘の咲良や息子の歩夢が母の正体を知った上で仕掛けている可能性もある。この謎が物語の軸になるのは間違いないだろう。
※各話のネタバレは放送後に追記していきます。
各話ネタバレあらすじ
放送された回のネタバレと考察を、最新話が常に上に来る形で整理しています。
| 話数 | 放送日時 | 視聴率 | 更新状況 |
|---|---|---|---|
| 第2話 | 2026/4/8(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第3話 | 2026/4/15(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第4話 | 2026/4/22(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第5話 | 2026/4/30(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第6話 | 2026/5/6(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第7話 | 2026/5/13(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第8話 | 2026/5/20(水) 24:24〜 | — | 追記済 |
| 第9話 | 2026/5/27(水) 24:29〜 | — | 追記済 |
※深夜枠のため視聴率は非公表。最終回:第10話(2026/6/3(水) 24:29放送)。
第9話(5/27深夜放送)「バケノカワと機関銃」──歩夢の告白が、鬼女の正義を家族に突き返す
- 2026年5月27日(水)24:29〜/深夜枠のため視聴率非公表
- 寿司ペロ動画の真犯人が息子・歩夢だと判明し、明香里が「暴く側」から「暴かれる側」に転落する
- 「歩夢の弱いものいじめ発言が刺さる」「明香里がやってきたことの全部が返ってきた」と反響
第8話で防犯カメラ映像から歩夢を特定した明香里は、ついに息子と直接対峙する。「お母さんのやっていることは弱いものいじめだよ」という歩夢の一言は、8話分の鬼女活動を全否定するものだった。
あらすじ
寿司ペロ動画の犯人が歩夢(三浦綺羅)だと確信した明香里(石田ひかり)は、歩夢を問い詰める。歩夢は女装姿で動画を撮影していたことを認め、「お母さんなら気づいてくれると思っていた」と語った。
中学受験を勧めたのは父・透(竹財輝之助)だった。不合格後に地元中学に馴染めず不登校になった歩夢は、父の店を標的にすることで家族に自分の存在を突きつけようとしていた。透の店は動画拡散で休業に追い込まれており、歩夢の行動は家族全体に傷を負わせる結果になっている。
歩夢は明香里に向かって「お母さんのやっていることは弱いものいじめだよ」と言い放つ。匿名で他人を晒し、炎上させてきた明香里の行為が、息子の口から「弱いものいじめ」と名づけられた場面だった。
考察──暴く側が暴かれる構造の完成
第1話から明香里は「鬼女」として、他人の素性を特定し、晒し、炎上させてきた。第9話でその構造が反転し、今度は明香里自身が家族によって「暴かれる」側に立たされた。
歩夢の「弱いものいじめ」という言葉は、明香里が正義だと信じていた行為の本質を突いている。転売ヤーや不倫俳優を晒すことと、寿司ペロ犯を晒すことに構造的な違いはない。その刃が自分の家族に向いたとき、「正義」は「暴力」に変わるのかもしれない。
視聴者の声
視聴者からは「歩夢の弱いものいじめ発言がこのドラマの核心を突いた」「明香里がやってきたこと全部がブーメランで返ってきた」という声が多い。最終回に向けて「ヒイラギの正体は結局誰なのか」「咲良はヒイラギの手から逃れられるのか」という未回収の伏線への関心も高まっている(出典:Filmarks、DramaWaves)。

第8話「ペロリストを暴け!」寿司ペロ事件で透の店が大炎上、女装で現れる歩夢、咲良はピンチに(2026年5月20日深夜放送)
第8話は、第7話のラストでビルの屋上に追い詰められた透(竹財輝之助)が、なんとか家族のもとに引き戻されるところから始まる回。
高級ラウンジ嬢・如月マリナに入れ込んで会社も家も失いかけた透を、明香里(石田ひかり)はもう一度家族として受け入れ、崩壊しかけた星野家を立て直そうとする。だがそこに、もうひとつの混乱が同時に襲いかかった。
第8話のあらすじ
透は家族の信頼を取り戻すため、回転寿司チェーン店の店長として一から働き直すことを決める。明香里に土下座をして謝罪し、咲良(熊井戸花)・歩夢(三浦綺羅)・凜の前でも父親の役割をやり直す姿勢を見せる場面が、第8話の前半に置かれた。
並行して、ずっと自室に引きこもっていた中学生の歩夢が、女装姿で部屋から出てくる。第7話まで一度も画面に出ていなかった顔を、髪形・服装・表情の作り込みで一気に解放してきた歩夢の登場は、星野家にもう一つの揺らぎを持ち込んだ。明香里は鬼女として外で個人を晒しながら、家庭の内側では子どもひとりひとりに気づけていなかったという事実が、第8話で形を変えて突きつけられる。
そんな矢先に動くのが、サブタイトルにもなった「寿司ペロ事件」だ。透が店長を務める回転寿司店の店内で、女子高生グループによる迷惑動画——醤油差しや湯飲みに口をつけ、寿司レーンの上で奇行を繰り返す動画——が拡散され、店は「寿司ペロ」の現場としてSNSで一気に大炎上する。本部は店舗を臨時休業に追い込み、責任は店長・透ひとりに集中する形になる。
炎上した店の前に現れたのは、自称・社会正義系YouTuberの「ジャスティス宮川」。配信を回しながら透を呼び出し、迷惑動画の犯人を特定して晒すよう要求する。明香里はかつての鬼女活動とまったく同じ手口を、ジャスティス宮川という他人がやっているのを目の前で見せられる立場になった。
そして第8話のラスト、ヒイラギは咲良へ「別室」での次のステップを迫る形で動き、咲良が誰にも助けを求められないまま境界線の上に立つ場面で次回への引きとなった。
第8話の考察──「鬼女」と「ジャスティスを名乗る他人」が同じ穴で出会う回
本作は第1話以降、鬼女・明香里が個人を晒して炎上させていく構造を主軸に据えてきた。第8話で起きているのは、その鬼女ロジックが「ジャスティス宮川」という他人の手に渡って、自分の夫を晒す側に立つ場面だ。
明香里が他人を晒すたびに気持ちよくしていたものが、自分の側に向けられた瞬間にどれだけ恐ろしいかを、第8話は寿司ペロ事件という分かりやすい題材で見せにきた。「特定する側」と「特定される側」を、ここで完全に入れ替えてきた回でもある。
歩夢の女装パートは、ヒイラギの咲良ルートとは別軸で進む家庭内の「気づいていなかった事実」の解禁として置かれている。第5話・第6話・第7話で透の不貞を中心に星野家を削ってきた構造に、子ども側の沈黙がここで合流した形だ。
明香里が外で個人を晒してきた間に、家の内側では夫の不貞、長女のヒイラギ被害、長男の女装の3つが並行して進んでいた——という三つ巴を、第8話で初めて並べて見せてきている。
「ジャスティス宮川」というキャラの名づけは、明らかに正義の暴走を皮肉るためのもの。鬼女=明香里と、ジャスティス宮川は形が違うだけで本質的には同じ動きをしているという読み筋を、視聴者に強く意識させる仕掛けだった。第9話以降は、明香里が自分の鬼女活動そのものに向き合わざるを得なくなる流れになりそうだ。
第8話のネット上の反応
観た人の間では「寿司ペロを題材にしてきたのが時事的すぎて笑った」「歩夢の女装登場で一気に物語が広がった」「ジャスティス宮川という名づけが秀逸」「透の土下座で家族再生かと思ったらすぐ大炎上の容赦のなさ」という声が並んだ。
竹財輝之助の透については「土下座する顔から店長で立て直す顔まで切り替えが上手い」、三浦綺羅の歩夢には「女装で初出して一発で印象を持っていった」という反応が並び、子役側のインパクトが大人組と並ぶ回として記憶された。
一方で「寿司ペロという時事ネタを深夜サスペンスでやるのはギャグに振り切れすぎ」「咲良の別室の続きをもっと描いてほしかった」「ヒイラギの正体がまだ動かないのが終盤として心配」という辛口の声もあり、ジャンルの軸足が一時的にコメディに寄ったことに対する違和感も並んだ(出典:TVガイドWeb/中京テレビ公式)。
第8話の視聴率は集計中(出典:ビデオリサーチ関東地区/深夜枠のため非公表になる可能性が高い)。配信ではHulu・Locipo・TVerでの再生が引き続き伸びており、地上波の数字よりも配信で支持を広げる作品としての立ち位置が第8話でさらに強まった。

表では完璧な主婦、裏ではSNSで個人を特定し炎上に追い込む”鬼女”。石田ひかりが演じる星野明香里は、ネット掲示板の「特定班」として私刑に快楽を見出す48…
第7話「マリナに食い尽くされた透」Mantis Lounge通いの果てに屋上に立つ夫と、咲良に伸びるヒイラギの手(2026年5月13日深夜放送)
第7話は、第6話で明香里(石田ひかり)に夫・透(竹財輝之助)の不貞を晒されたあとの星野家の崩壊を、夫側の視点から描き直す回になった。
ラウンジ嬢・如月マリナ(小川梨菜)に溺れた透がたどり着く先と、それと並行して動くヒイラギの咲良(熊井戸花)への接近——二つの線が同時に振り切れた回だ。
第7話のあらすじ
マリナに惚れ込んだ透は、Mantis Loungeに通い詰めるうちに財産をつぎ込み、同僚にも金を借りるところまで追い込まれていく。やがて会社からは解雇通知が届き、引き返せなくなった透は、明香里に別れを告げてマリナのもとへ向かおうとする。
ところがマリナの側が示してきた優しさは、すべて「営業行為」だった。金の尽きた透にもはや用はなく、マリナは別の客に視線を移していた。すべてを失った透がたどり着いたのは、夜のビルの屋上。柵を乗り越え、靴を脱いで縁に立つ場面で、第7話は透のパートを引いた。
並行して、星野家の長女・咲良は、ヒイラギの紹介で音楽プロデューサー・永瀬との面談に臨んでいた。演奏を終えた直後、永瀬は咲良を「別の部屋」に誘い、面談が想定していた範囲を超えそうな空気になる。第5話のスカウト連絡で家の中に侵入してきたヒイラギが、第7話でついに咲良を物理的に危険な位置へ動かしたことが分かる。
明香里は夫の転落と娘の危機を同時に抱え込まされる。鬼女として個人を晒し続けてきた手元の正義が、自分の家族を守る力にはなっていなかったという反転が、第7話で初めて明香里に突きつけられる構図になっている。
第7話の考察──「営業の優しさ」と「家庭の優しさ」が同じ顔をしていた話
第6話までの透は、明香里が「良き夫・良き父」と信じて疑わなかった存在として描かれていた。第7話で透がマリナにのめり込んだ理由を整理すると、家庭で受け取ってきた優しさと、ラウンジで売られた優しさの区別が、透自身の中でつかなくなっていた経緯が浮かび上がる。
マリナが「営業」と割り切っていた態度を、透は「特別な好意」と受け取ってしまった。第7話の屋上シーンは、「営業の優しさ」が消えた瞬間に、家庭の優しさ(明香里と咲良・凜)も自分の手で捨ててしまっていたことに透が気づく場面でもある。
ヒイラギ側の動きは、もう一段別の意味を持ち始めている。第5話のスカウト、第6話の家庭内潜伏に続いて、第7話の「別室への誘導」は、ヒイラギが咲良を媒介にして明香里の精神的な根幹を崩しに来ているフェーズに入った。
明香里がMantis Loungeを暴いたことで透の不貞が明るみに出たように、明香里が外で個人を晒してきたツケが、ヒイラギを介して家族に返ってくる構造が、第7話でほぼ完成した形になる。
SNS上には透の屋上シーンを「予想通り落ちた」「飛び降りるところまで描かないのが本作の上手さ」と評する声があった一方、「視聴者は透の転落を予感していたが、咲良の方は止められる人がいない」と、咲良サイドの危機を本筋として捉える反応も増えている。残り話数で明香里がヒイラギに到達できるかが、最終回の決着ラインになりそうだ。
第7話のネット上の反応
観た人の間では「マリナのターン、めちゃくちゃ怖い」「営業の優しさで人ひとり破壊できると分かる回」「咲良が別室に呼ばれるところで本気でゾッとした」という声が並んだ。竹財輝之助の透については「ダメ夫の極致」「屋上に立った瞬間の表情で泣ける」と演技を支持する反応が多く、小川梨菜のマリナにも「鬼より怖いラウンジ嬢」「営業スマイルの解像度が高すぎる」と評価が集まった。
一方で「家庭崩壊と娘の危機を同時にぶつけられるとしんどい」「ヒイラギの正体がまだ見えない苛立ち」「Mantis Loungeの政治家側の伏線は回収できるのか」という辛口の声もあり、終盤に向けた整理を求める反応も並んだ。深夜枠ながらFilmarksとXの両方で反応量が増えており、口コミ起点で広がる作品としての位置が第7話でさらに強まった印象だ。

表では完璧な主婦、裏ではSNSで個人を特定し炎上に追い込む”鬼女”。石田ひかりが演じる星野明香里は、ネット掲示板の「特定班」として私刑に快楽を見出す48…
第6話「晒された夫 真相は?」Mantis Lounge顧客リスト流出と透の不貞露見(2026年5月6日放送)
第6話で炎上の矛先は、星野家の内側――夫・透(竹財輝之助)に突き刺さる。
第5話で可視化されたMantis Loungeの顧客リストが流出し、その中に「星野透」の名前が混じっていた。これまで「良き夫・良き父」と信じていた相手のもう一つの顔が、鬼女である明香里(石田ひかり)自身の手元に晒される回になった。
第6話のあらすじ
海老原麗華の炎上は予想を超えて拡大していく。麗華のナイトブラ虚偽広告から始まった火種は、Mantis Loungeの顧客リスト流出へと飛び火し、政界の大物たちのスキャンダルにまで広がっていった。明香里は流出した店内写真を一枚ずつ確認していく中で、自分の夫・透の姿を発見してしまう。
透がラウンジ嬢・如月マリナ(小川梨菜)に溺れていた証拠は、複数の違和感が一本の線でつながる形で積み上がっていた。ポケットから出てきたラウンジの名刺。普段はしているはずの高級時計が外されていた日。革靴からスニーカーへ履き替えるようになった頃合い。明香里が見過ごしてきた日常の細部が、第6話で意味を持って並び替わっていく。
透自身は、マリナとの関係に深く入り込んだ末に、財産も会社での立場も失ってビルの屋上に追い詰められる。Mantis Loungeの顧客リスト流出が引き金となって、透という「家族の中で一番安全だった人物」が転落していく構図が、この回で完成した。
第6話の考察──「特定する側」と「特定される側」が同じ家に住んでいた
第5話までは、明香里の鬼女活動と、ヒイラギが家族に侵入してくる脅威が、二つの別軸として描かれていた。第6話はこの二軸が交差した回だ。明香里がMantis Loungeを暴いた結果、その流出が夫の不貞を晒すことになり、自分の鬼女活動が家族崩壊を引き寄せた形になっている。
「晒された夫」というサブタイトルが示すのは、晒したのが鬼女・明香里自身であるという皮肉だ。第2話の不倫俳優、第4話の美魔女、第5話の権力者と続いてきた特定対象が、ここで「自分の夫」に置き換わる。鬼女が暴いた炎上が、最終的に自分の家庭を巻き込むという因果関係が、第6話で物語に組み込まれた。
ヒイラギの立ち回りも同時に進んでいる。第5話で娘・咲良へのスカウトという形で家庭内に侵入したヒイラギは、第6話の透の転落と並行して、家族をひとりずつ崩していく流れに合流しつつある。明香里が外で個人を晒す間に、家の内側は別の力で削られていた――この二重構造が第6話で輪郭をくっきりさせた。
第6話のネット上の反応
観た人の間では「夫がラウンジ嬢にハマるパターン、リアルすぎてつらい」「明香里が自分で晒した炎上で自分の家庭が崩れるの皮肉が効いてる」「サブタイトル『晒された夫』のダブルミーニングが秀逸」という声が並んだ。
透の転落シーンには「竹財輝之助のダメ夫芝居が上手すぎる」「ビルの屋上のカットで一気にサスペンスに戻った」と、俳優の演技と演出の振れ幅を評価する反応も目立った。
一方で「家庭崩壊の描写が深夜枠とはいえキツい」「ヒイラギの動きが今回少し止まって見えた」という辛口の声もあり、明香里側のドラマが濃くなった分、ヒイラギ側の進度に対する物足りなさを指摘する反応も一定数あった。

表では完璧な主婦、裏ではSNSで個人を特定し炎上に追い込む”鬼女”。石田ひかりが演じる星野明香里は、ネット掲示板の「特定班」として私刑に快楽を見出す48…
第5話「美魔女の本当の闇を暴き晒せ!Mantis Loungeと権力者の擁護」(2026年4月30日放送)
第5話のターゲットは引き続き美魔女インフルエンサー・海老原麗華。
第4話で暴いたナイトブラの虚偽広告は炎上の入り口にすぎず、明香里(石田ひかり)は麗華が逮捕も送検もされない理由——背後にいる権力者の存在へと踏み込んでいく。
第5話のあらすじ
炎上から数日経っても、麗華の名前を巡る火種はくすぶり続けていた。投資詐欺で多額の金を騙し取った疑いがありながら、警察が動かない。明香里はこの不自然さの裏に「悪事をもみ消す権力者」がいると判断し、鬼女としての特定活動を続行する。
たどり着いた先は、麗華が経営する会員制ラウンジ「Mantis Lounge」。麗華はここで闇社会と通じ、さらなる悪事を積み上げていた。明香里がラウンジの存在を可視化していく過程で、麗華が権力者たちに守られている本当の理由——彼女と擁護者をつなぐ、とあるモデル(人物)の存在が浮かび上がってくる。
並行して動くのが、娘・咲良(熊井戸花)への接近だ。歌手にあこがれる咲良のもとに、音楽関係者を名乗るスカウトの知らせが届く。送信元のアカウントを掘り下げると、それは「ヒイラギ」だった。明香里が外で誰かを特定している間に、ヒイラギは家の内側、明香里の娘を狙っている構図が立ち上がってきた。
第5話の考察──ターゲットが「個人」から「権力構造」へ拡張した回
第2話の不倫俳優、第3話の転売ヤー、第4話の美魔女インフルエンサーときて、第5話はそのターゲットが「個人」ではなく「個人を守る権力者ネットワーク」へと一段スライドした。明香里が暴くべき相手は、もはや麗華本人ではなく、麗華を逮捕させない人たちの方になっている。
鬼女の特定能力で個人を晒すフォーマットを維持しながら、敵を組織側に置き直したことで、今後の話数では明香里一人の手に余る相手が増えていく予感が強まった。
もう一つ重要なのは、ヒイラギが咲良へのスカウトという形で家庭内に侵入してきたこと。第4話のビデオ通話要求は明香里本人を晒そうとするムーブだったが、第5話のスカウトは「娘を介して家族ごと崩しに来る」フェーズに切り替わっている。
鬼女活動の代償が、特定対象からの逆襲ではなく、ヒイラギという別軸の人物から家族へ伸びてくるという二重構造が、第5話で輪郭をはっきりさせた。
第5話のネット上の反応
観た人の間では「Mantis Loungeの設定が良い」「ヒイラギが咲良にまで来るのは怖すぎる」「権力者バックの設定で物語が一段重くなった」という声が並んだ。
一方で「権力者の正体がまだぼやけている」「Mantis Loungeの描写がもう少し見たかった」という辛口の声もあり、サスペンス側の足取りに対する物足りなさを指摘する反応も一定数あった。
深夜枠ながらFilmarksのレビューも順調に積み上がっており、地上波の数字よりHuluを含む配信側で支持を広げる作品として定着しつつある。
第4話「美魔女インフルエンサー海老原麗華の投資詐欺、ヒイラギからのビデオ通話要求」(2026年4月22日放送)
第4話のターゲットは、フォロワー100万超を抱える美魔女インフルエンサー・海老原麗華。
ナイトブラの虚偽広告を皮切りに、麗華の裏の顔——投資詐欺で主婦から500万円単位の金を騙し取る手口を、明香里(石田ひかり)が暴いていく。
第4話のあらすじ
美容本がベストセラーの麗華は、ナイトブラの虚偽広告で炎上の入り口を作った人物。明香里はこの炎上の裏に「投資詐欺で多額の金を騙し取った疑いがありながら、逮捕も送検もされなかった」事実をつかむ。背後には悪事をもみ消す「権力者」の存在が見え隠れし、明香里は鬼女活動の手を緩めない。
並行して動き出すのが、ヒイラギからのDMの過激化だ。文面はリアルさを増し、ついにヒイラギは明香里に「ビデオ通話」を要求してくる。匿名のままでいたい鬼女の側に、顔を晒す行為を要求するという危険な提案。視聴者からも「さすがにやばい」「ダメだろ」という声が並んだ場面だ。
第4話の考察──ターゲットの社会的地位が「権力者の擁護対象」へ昇格した回
第2話の不倫俳優、第3話の転売ヤーときて、第4話のターゲット・海老原麗華は「擁護してくれる権力者がいる存在」へとスライドした。明香里が個人の力で特定できる相手から、組織や権力にバックアップされた相手へ——回を追うごとにターゲットが強くなっていく構造が、第4話で明確に1段階上がったことになる。
ヒイラギのビデオ通話要求は、明香里が「特定する側」から「特定される側」へ反転する伏線として機能している。これまで匿名性に守られてきた鬼女が、自分の顔を晒すかどうかの判断を迫られる瞬間が用意された。第3話までで予兆として描かれていた反転構造が、第4話で実装フェーズに入った印象だ。
第4話のネット上の反応
観た人の間では「ヒイラギのDMがリアルすぎて怖い」「投資詐欺とSNS拡散の組み合わせが現代社会の問題を象徴している」「家族との日常とのギャップが怖い」という声が並んだ。明香里がビデオ通話の要求に応じようとする場面では「さすがにやばい」「ダメだろ」と止めに入る視聴者の声が目立ち、「誰が正しいのか分からなくなる感じがこのドラマの怖さ」と本作の構造そのものを評価する反応も多い回になった。

表では完璧な主婦、裏ではSNSで個人を特定し炎上に追い込む”鬼女”。石田ひかりが演じる星野明香里は、ネット掲示板の「特定班」として私刑に快楽を見出す48…
第3話「お菓子のおまけシール150円→1,600円、転売ヤーのアジトを特定」(2026年4月15日放送)
第3話のターゲットは転売ヤー。
1個150円のお菓子のおまけシールが1,600円で高額転売される問題に、明香里(石田ひかり)の”特定眼”が向けられる。
第3話のあらすじ
主婦・明香里は転売ヤーのアジトを特定するため、危険な行動に出る。
そのシーンが放送直後にSNSで「ヤバいって」「危険すぎる」と話題に。
転売ヤーの実態に踏み込んでいく明香里は、これまでの「やりすぎピエロ」「不倫俳優」とは違うタイプの相手と対峙する。
特定する側だった彼女に、今度は”特定される側”の魔の手が迫り始める。
第2話「国民的俳優の不倫とパワハラを特定する明香里」(2026年4月8日放送)
第2話のターゲットは国民的人気俳優・手塚。
表向きは清廉なイメージで知られる彼の、不倫とパワハラ疑惑を明香里が特定していく。
第2話のあらすじ
SNSの数枚の写真と微細な情報から、明香里は手塚の隠された不倫相手と、所属事務所内でのパワハラ実態を炙り出していく。
「正義の特定」のはずが、対象が大物芸能人になることで規模も影響も別次元に膨らんでいく。
手塚の側にも反撃の手段がある。
明香里の正体に気づいた者が、彼女の家族や生活に手を伸ばし始める伏線がここから本格化する。
第2話・第3話に共通するテーマ
本作の構造は「特定する明香里 vs 特定される対象」の鬼ごっこ。
回を重ねるごとにターゲットの社会的地位が上がり、明香里への反撃も激化していく。
第3話で「特定される側に転じる」予兆が現れたことで、後半戦に向けた緊張感が一気に高まった。
ヒイラギの正体は、最終的に明香里自身が”鬼女”であることを認めるかどうかという問いに繋がっていきそうだ。
脚本・佐藤友治と演出・木村ひさし――この組み合わせが意味するもの
演出を務める木村ひさしは、『トリック』シリーズや『民王』など、コメディとサスペンスの境界線を行き来する作品を得意とする演出家だ。一方で脚本の佐藤友治との組み合わせは今回が初となる。「サイコホラーサスペンス」と銘打たれているが、木村ひさしが演出に入っている以上、どこかに”毒のあるユーモア”が混じる可能性は高い。
主題歌にhitomiの「Tokey-Dokey」が選ばれたのも興味深い。hitomiといえば90年代〜2000年代の小室ファミリーの印象が強いが、主演の石田ひかりと同世代。「あの時代を知る女性が2026年のSNS社会でどう生きるか」というテーマとリンクしている。
『鬼女の棲む家』の配信情報
放送を見逃した場合でも、TVerで配信が予定されている。中京テレビ制作の水曜プラチナイト枠は、放送翌日から1週間の見逃し配信が通常パターン。深夜帯の放送のため、リアルタイムで観られない人はTVerでの視聴が中心になるだろう。
| 配信サービス | 配信状況 |
|---|---|
| TVer | 見逃し配信あり(放送後1週間) |
| Hulu | 見逃し配信あり |
更新履歴
2026年3月26日:記事公開(放送前情報)
2026年5月13日:第6話「晒された夫 真相は?」追記
『鬼女の棲む家』を最初から見返すなら
本編・過去話・見逃し配信はHuluで視聴可能です。最新話だけでなく、気になるシーンを何度でも振り返せるのが配信サービスの魅力。
『鬼女の棲む家』をもっと深く楽しむ
物語の結末だけでなく、キャストの人物関係や原作との違い、各話の詳細まで追うと『鬼女の棲む家』の奥行きが全部見えてきます。当サイトではこの作品を複数の角度からカバーしています。

コメント