世界総再生数8.5億回を叩き出した中国発アニメ『時光代理人 -LINK CLICK-』が、日本で実写ドラマになる。フジテレビ×bilibili×東海テレビの3社による国際共同製作——フジテレビの地上波ドラマとしてはこれが初の試みだ。
佐藤大樹と本郷奏多のW主演。写真の中に飛び込む能力を持つ「トキ」と、写真の先を見通す「ヒカル」。正反対の2人が写真館を拠点に、後悔を抱えた依頼人の人生に踏み込んでいく。
2026年4月11日(土)23:40スタート。キャスト全員の役どころと人物相関を整理した。放送が進むたびに更新する。



原作アニメはbilibiliで8.5億再生。タイムリープものだけど、能力バトルじゃなく「人の後悔」に向き合うヒューマンドラマなのがポイント。実写化でその空気感をどう出すか——ここが勝負になる。
『時光代理人』作品情報
東海テレビ制作・フジテレビ系列の「土ドラ」枠で放送される本作は、中国bilibiliとの国際共同製作。脚本はシリーズ構成・冨岡淳広と土城温美が手がけ、演出は湯浅弘章が担当する。音楽は斎木達彦。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送局 | 東海テレビ・フジテレビ系列 |
| 放送枠 | 土ドラ(毎週土曜 23:40〜24:35) |
| 放送開始 | 2026年4月11日 |
| 話数 | 全10話(予定) |
| 原作 | 『時光代理人 -LINK CLICK-』(bilibili) |
| 企画 | 稲吉豊(東海テレビ) |
| シリーズ構成・脚本 | 冨岡淳広 |
| 脚本 | 土城温美 |
| 演出 | 湯浅弘章 |
| 音楽 | 斎木達彦 |
| プロデューサー | 遠山圭介(東海テレビ)、保原賢一郎・田上向日葵(フジテレビ)、古賀俊輔・長坂淳子(THEFOOL) |
| 制作 | フジテレビ×bilibili×東海テレビ放送 |
佐藤大樹(トキ)——写真の中に飛び込む青年
佐藤大樹が演じるトキは、写真の撮影者に憑依し、その瞬間にタイムスリップする能力を持つ。正義感が強く直情的。目の前の依頼人の後悔に突き動かされて、時にルールを逸脱してしまう危うさがある。
EXILE / FANTASTICSのパフォーマーとして知られる佐藤大樹にとって、ドラマW主演は大きな転機だ。アクション適性の高さは折り紙付きだが、今回は「写真の中で別人として振る舞う」という繊細な演技が求められる。能力発動中は「撮影者の人格」を演じる芝居の中の芝居——ここが見どころになる。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| トキ | 佐藤大樹 | W主演。時光写真館の共同経営者。写真の撮影者に憑依しタイムスリップする能力を持つ。直情型 |



原作アニメのトキ(程小時)は明るくてお人好し、だけど感情に流されやすい。佐藤大樹の持つ「まっすぐさ」はトキに合っていると思う。問題は「憑依中の芝居」。他人になりきる演技をどう見せるか注目。


本郷奏多(ヒカル)——写真の先を見通すナビゲーター
本郷奏多が演じるヒカルは、写真を通じて撮影後12時間以内の出来事を読み取る能力を持つ。冷静沈着で、感情に左右されずに任務を遂行することを信条にしている。トキとは正反対の性格だが、深い信頼で結ばれたバディだ。
本郷奏多は『鋼の錬金術師』エンヴィー役、『キングダム』成蟜役など、マンガ・アニメ原作の実写化に定評がある。ダークで知的なキャラクターを演じさせたら右に出る者は少ない。ヒカルの「冷徹に見えて実は仲間思い」という二面性は、本郷の得意とするところだろう。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| ヒカル | 本郷奏多 | W主演。時光写真館の共同経営者。写真撮影後12時間の出来事を読み取る能力を持つ。冷静沈着 |





本郷奏多はアニメ実写化の経験値が圧倒的に高い。ヒカル(陸光)の「クールだけど人間味がある」バランスは、まさに本郷の十八番。佐藤大樹との温度差がどんなバディ感を生むかが楽しみだ。
トキとヒカルの相関図——時光写真館を軸にした人物関係
『時光代理人』の人物関係は「時光写真館」を中心に広がる。トキとヒカルが写真館を共同経営し、大家の娘リンが依頼の窓口になる。刑事の吉本が事件を通じて写真館に関わり、トキの母・霞が物語の感情的な軸を担う。ゲストキャラクターは各話の依頼人として登場する構成だ。
| 人物 | 関係 | 人物 |
|---|---|---|
| トキ(佐藤大樹) | ←バディ→ | ヒカル(本郷奏多) |
| トキ | ←息子→ | 霞(中越典子) |
| トキ&ヒカル | ←写真館経営→ | 時光写真館 |
| リン(林芽亜里) | ←大家の娘・依頼窓口→ | 時光写真館 |
| 吉本耕作(風間俊介) | ←事件を通じて接触→ | トキ&ヒカル |
| 山内陽子(安達祐実) | ←依頼人→ | 時光写真館 |
| 岩堀健吾(橋本淳) | ←依頼関連人物→ | 時光写真館 |
| 武藤翔(松本利夫) | ←依頼関連人物→ | 時光写真館 |
| 高柳美知恵(濱田マリ) | ←依頼関連人物→ | 時光写真館 |
風間俊介(吉本耕作)——写真館を見守る地元刑事
風間俊介が演じる吉本耕作は、地元警察署の刑事。トキとヒカルの活動に事件捜査を通じて関わっていく存在だ。
風間俊介といえば『それでも、生きてゆく』『先に生まれただけの僕』など、静かな芝居の中に感情を滲ませる演技に定評がある。刑事役は「写真館の2人を疑う側」なのか「理解して協力する側」なのか。どちらに転ぶかでドラマ全体のトーンが変わる重要なポジションだ。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 吉本耕作 | 風間俊介 | 地元警察署の刑事。トキとヒカルの活動に事件を通じて関わる |



風間俊介の刑事役は「超能力的な存在を前にした一般人」のリアクション担当になりそう。トキとヒカルが写真に飛び込む世界を、現実の法律と常識で捉えようとする人物——そのギャップがドラマに厚みを加えるはずだ。


林芽亜里(リン)——時光写真館の大家の娘
林芽亜里が演じるリンは、時光写真館の大家の娘であり、依頼人とトキ&ヒカルを繋ぐ窓口的な存在。原作アニメでは幼馴染の設定で、物語が進むにつれてリン自身にも重大な秘密があることが明らかになる。
林芽亜里は『ニコ☆プチ』専属モデル出身で、近年は女優としての活動を本格化させている。10代の若さでレギュラーキャストに抜擢された。原作ファンにとってリンは「後半の鍵」を握る人物。実写版でその役割がどう描かれるか、序盤から注目しておきたい。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| リン | 林芽亜里 | 時光写真館の大家の娘。依頼人との窓口。物語後半で重要な存在に |
中越典子(霞)——トキの母親
中越典子が演じる霞はトキの母親。息子が「写真に飛び込む」という常識外の能力を持っていることをどこまで知っているのか——母と子の距離感がドラマの感情面を支える。
中越典子は朝ドラ『こころ』のヒロインを経て、落ち着いた母親役へと自然にシフトしてきた女優だ。トキが依頼人の後悔に向き合うたびに、自分自身の家族の問題にも目を向けざるを得なくなる——霞の存在がその触媒になる可能性が高い。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 霞 | 中越典子 | トキの母親。物語の感情的な軸を担う |





原作アニメではトキの家族関係は後半で重要な伏線になる。中越典子が「ただの優しい母」で終わるのか、それとも過去に何かを抱えているのか。実写版オリジナルの展開もあり得る。
ゲスト出演——各話の依頼人たち
『時光代理人』は1話~数話完結のエピソードで構成される。各話のゲストキャラクターが「後悔を抱えた依頼人」としてトキとヒカルの前に現れる。初期ゲストとして5名が発表されている。
安達祐実(山内陽子・38歳)
買い物のためそばを離れた一瞬の隙に、息子が行方不明になった女性。世間から激しいバッシングを受け、憔悴しきっている。「あの瞬間に戻りたい」という切実な願いを時光写真館に持ち込む人物だと推測される。
安達祐実は子役時代から第一線で活躍し続ける稀有な存在。母親として苦しむ役は『Mother』以降の日本ドラマでも重要なテーマだが、安達祐実が演じることで「世間からのバッシング」の残酷さがリアルに伝わるはずだ。自身も公の場で長年注目を浴び続けてきた女優だからこそ、説得力がある。
橋本淳(岩堀健吾・36歳)/大西利空(16歳時)
岩堀健吾は現在36歳の人物で、16歳時の姿を大西利空が演じる。トキが写真の中で「過去の岩堀」に憑依するエピソードが想定される。20年前に何があったのか——過去と現在を行き来する構成になるだろう。
橋本淳は舞台出身の実力派で、映画『正欲』などで繊細な芝居を見せてきた。大西利空はジャニーズJr.出身の若手で、16歳の岩堀をどう体現するかが見どころだ。
松本利夫(武藤翔・51歳)
武藤翔は51歳の男性で、詳しい役どころは未発表。松本利夫はEXILEのオリジナルメンバーであり、佐藤大樹とはLDH(EXILE系事務所)の先輩後輩にあたる。劇中でその関係性がどう活きるか——共演シーンの空気感に注目したい。
濱田マリ(高柳美知恵・52歳)
高柳美知恵は52歳の女性で、こちらも詳しい役どころは未発表。濱田マリは『ごちそうさん』『カムカムエヴリバディ』など朝ドラ常連で、コミカルからシリアスまで振り幅が広い。「後悔を抱えた依頼人」として登場するなら、笑いと涙の両方を持っていける女優だ。
| 役名 | キャスト | 役どころ |
|---|---|---|
| 山内陽子(38歳) | 安達祐実 | ゲスト。息子が行方不明になり世間のバッシングを受ける母親 |
| 岩堀健吾(36歳) | 橋本淳 | ゲスト。20年前の出来事に関わる人物 |
| 岩堀健吾(16歳時) | 大西利空 | ゲスト。岩堀の過去パート |
| 武藤翔(51歳) | 松本利夫 | ゲスト。詳細未発表 |
| 高柳美知恵(52歳) | 濱田マリ | ゲスト。詳細未発表 |



安達祐実の「息子行方不明+世間のバッシング」というエピソードは、かなり重いテーマ。『時光代理人』が単なるSFバディものではなく、社会の痛みに踏み込むドラマだと示す一話になりそうだ。


キャスト一覧
現時点で発表されている全キャストを一覧にまとめた。放送開始後、新たなキャストが判明し次第追記する。
| 役名 | キャスト | 立場・備考 |
|---|---|---|
| トキ | 佐藤大樹 | W主演。写真に憑依する能力者。時光写真館 |
| ヒカル | 本郷奏多 | W主演。写真の先を見通す能力者。時光写真館 |
| リン | 林芽亜里 | レギュラー。大家の娘。依頼窓口 |
| 吉本耕作 | 風間俊介 | レギュラー。地元警察署の刑事 |
| 霞 | 中越典子 | レギュラー。トキの母親 |
| 山内陽子 | 安達祐実 | ゲスト。息子行方不明の母親 |
| 岩堀健吾 | 橋本淳 | ゲスト。36歳 |
| 岩堀健吾(16歳) | 大西利空 | ゲスト。岩堀の過去 |
| 武藤翔 | 松本利夫 | ゲスト。51歳 |
| 高柳美知恵 | 濱田マリ | ゲスト。52歳 |
『時光代理人』の見どころ——原作ファンも初見も押さえておきたいポイント
原作アニメは「1話完結のヒューマンドラマ」と「全体を貫く縦軸の謎」が同時進行する構造だった。実写版も同じ構成を踏襲するなら、序盤のゲストエピソードを楽しみつつ、レギュラーキャスト——特にリンと吉本——の動向に伏線を探すのが正しい見方になる。
脚本の冨岡淳広は『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』『ポケットモンスター』など長期アニメのシリーズ構成を数多く手がけてきた人物。1話完結と縦軸の両立は得意分野だ。演出の湯浅弘章は映画『デメキン』やドラマ作品で若者の衝動と静寂を対比させる映像に定評がある。
フジテレビ初の国際共同製作ドラマという看板も背負っている。日本ドラマの文法で中国発のストーリーをどう料理するか。原作の持つ「切なさ」と「スリル」の配合が、実写でどう変換されるか。4月11日の第1話が全てを決める。





原作アニメを観てから実写版に入るか、実写版から入って後からアニメを観るか。どちらでも楽しめる作りになるはずだけど、個人的にはアニメ1期(全11話)を先に観ておくのをおすすめしたい。実写版の伏線回収が倍楽しくなる。
あなたの予想を聞かせてください
佐藤大樹×本郷奏多のW主演、風間俊介の刑事役、安達祐実のゲストエピソード。気になるキャストや展開の予想があれば、ぜひコメント欄で教えてほしい。「原作アニメのあのエピソードは実写化される?」「追加キャストは誰が来る?」——放送前の予想は、始まってから答え合わせするのが一番楽しい。

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