チヨの田んぼを引き継ぐと言い出したオンは、2か月後の米作りをどうするのでしょうか。村の空き家に越してきた男は、何者なのでしょうか。
『天狗の台所 Season3』の流れと結末が気になる方へ、第1話から最新の第3話までのネタバレを放送順にまとめました。
※第3話(2026年10月15日放送)までのネタバレを含みます。
基・オン・有意と新しい登場人物の関係は、『天狗の台所 Season3』の相関図・登場人物の記事で人物ごとにまとめています。
『天狗の台所 Season3』最終回はどうなる?オンの田んぼと基の変化
『天狗の台所 Season3』は全10話で、原作者監修のオリジナルストーリーです。結末は原作漫画からは予習できません。最終回の放送日は、2026年10月20日時点で公式サイトに載っていません。
BS-TBSの公式サイトは、放送情報として「2026年10月1日スタート 毎週木曜よる11時 全10話」と記載しています(出典:BS-TBS「天狗の台所 Season3」公式サイト)。
出演者と制作陣が明かしている手がかり
結末そのものは発表されていませんが、制作発表会と公式コメントには方向を示す言葉がいくつかあります。
基役の駒木根葵汰さんは、Season1はオンの成長、Season2は有意の成長が見られたとしたうえで、Season3では基自身が成長していくと語りました。基が経験したことのない問題に直面するとも述べています(出典:TVガイドWeb「天狗の台所 Season3」制作発表会レポート)。
有意役の塩野瑛久さんは、前シーズンより基の心の動きが鮮明に描かれていると話しています。オンの成長と同時に、基の内側の人間味が見え隠れする点を見どころに挙げました(出典:秋田魁新報「駒木根葵汰『羽使いは達人級』 塩野瑛久、越山敬達と約2年ぶり集結『天狗の台所』」)。
プロデューサーの五箇公貴さんは、今までと少し違う所があるが内容は見てのお楽しみだとしています(出典:シネマトゥデイ)。季節がこれまでの夏から春に変わったことは、制作発表会で駒木根さんが語り、母・一乃役の渡辺真起子さんも公式コメントで触れています。
考察──結末を左右しそうな3つの軸
1つ目はチヨの田んぼです。第2話でオンが里にいられるのは2か月とされ、第4話の公式あらすじでは田おこしの重労働に直面すると予告されています。全10話の中で収穫まで描かれるのかどうかは、まだ分かりません。
2つ目は新しい天狗の末裔、白峯凪です。公式の人物紹介では「14歳で隠遁生活を送る天狗の末裔。わけあって飯綱家で暮らす事に」とされています。かつて14歳のオンを迎えた基が、今度は凪を迎える側に回る構図になりそうです。
3つ目は移住者の國弘譲二です。演じるオクイシュージさんは、「外側から来た」人物がこの土地にどう溶け込むのかに触れています(出典:BS-TBS公式サイト 出演者コメント)。廃校や人口減少が描かれる里で、國弘の居場所がどう定まるかも結末に関わってきそうです。
駒木根さんの「基自身が成長する」という発言を合わせると、最終回はオンだけでなく基が一歩踏み出す姿で締めくくられるのではないかと見ています。ここは発言をもとにした推測で、公式の発表ではありません。
『天狗の台所 Season3』各話ネタバレあらすじと放送日程
『天狗の台所 Season3』はBS-TBSの木曜ドラマ23枠で、毎週木曜23時から30分放送されています。放送済みの回を下の表にまとめ、各話の詳しいネタバレは表のリンク先にあります。
各話のサブタイトルは、「米と黄金柑」のように食材を2つ並べた形です。脚本は岨手由貴子さん、天野千尋さん、熊本浩武さんが回ごとに担当しています(出典:BS-TBS公式サイト、WEBザテレビジョン)。
| 話数 | 放送日時 | 視聴率 | 更新状況 |
|---|---|---|---|
| 第1話「米と黄金柑」 | 2026/10/1(木) 23:00〜23:30 | 発表なし | 追記済 |
| 第2話「新玉ねぎと春の山菜」 | 2026/10/8(木) 23:00〜23:30 | 発表なし | 追記済 |
| 第3話「小豆と挽肉」 | 2026/10/15(木) 23:00〜23:30 | 発表なし | 追記済 |
※BS放送のため、ビデオリサーチの視聴率の発表は見当たりません。次回:第4話「桜餡とトウモロコシ」(2026/10/22(木) 23:00放送)。
『天狗の台所 Season3』第3話(10/15放送)すずを預かるオンと、空き家に越してきた男
- 2026年10月15日(木)23:00〜23:30/視聴率の発表なし
- オンの“お助けボランティア”に、出産に付き添う夫婦から娘のすずを預かる依頼が届く回
- 放送翌日の10月16日時点では、第3話の詳しい感想はまだ多く出ていません
第2話でオンが始めたボランティアに、最初の依頼が届きます。第3話の内容は、BS-TBS公式サイト・TVガイドWeb・WEBザテレビジョンの3つのあらすじで内容がそろっている範囲に絞って書いています。
あらすじ
第3話のゲストは、オンが預かることになる小学生のすずです。
| 役名 | 俳優名 | 相関図上の立ち位置 |
|---|---|---|
| すず | 日下莉帆 | 村に住む夫婦の娘。オンのボランティアに来た最初の依頼で、オンと基が預かる |
▶ 常設キャストの関係はキャスト相関図記事で整理しています。
『天狗の台所 Season3』第3話は、オンの“お助けボランティア”に早速依頼が舞い込むところから始まります。村に住む夫婦が、妻の出産に急に付き添うことになり、娘のすずを預かってほしいと頼んできました。
頼られたことを喜んで意気込むオンですが、小学生の世話をするのは初めてです。身だしなみを整えたり学校の支度をしたりと、基と協力しながら四苦八苦します。
そんな中、母を恋しがって落ち込むすずを見て、オンは元気づけるためにあることを思いつきます。一方その頃、村のとある空き家に1人の男が越してきていました。
オンが思いついた「あること」の中身と、すずを預かる数日間の結末は、公式あらすじでは伏せられています。放送後の報道でもまだ確かめられないため、ここでは推測で埋めずにおきます。脚本は熊本浩武さん、監督は畑中みゆきさんです(出典:BS-TBS公式サイト 第3話あらすじ、TVガイドWeb 第3回あらすじ)。
考察──空き家に越してきた男は國弘なのか
第3話の公式あらすじは、空き家に越してきた男の名前を出していません。ただ、公式の人物紹介では國弘譲二を「天狗の里に移住してきた中年男性。何かにイラついている様子」としています。
第4話の公式あらすじでも、卒業式の校庭の隅で不審な動きをする「移住者の國弘」が登場します。この流れから考えると、第3話で越してきた男は、おそらく國弘だろうと見ています。
すずの母は、第2話にも登場していました(出典:note 視聴者の感想記事2件)。子どものいる家族が里で暮らし続けるかどうかは、第1話のひな一家の引っ越しから続く題材で、第3話もその延長に置かれた回のようにも見えます。

『天狗の台所 Season3』第2話(10/8放送)「始めるのは簡単、続けるのは大変」基とオンのすれ違い
- 10月8日(木)夜11時からの30分/視聴率の発表なし
- チヨの田んぼをめぐって基とオンがぶつかり、有意の助言で少しずつ歩み寄る回
- 視聴者の感想では、兄弟の間を取り持つ有意に好意的な声が複数見られます
第1話の最後に生まれた兄弟の食い違いが、第2話の中心です。田んぼの話はやがて、オンが村のために何をするかという話へ広がっていきます。
あらすじ
『天狗の台所 Season3』第2話で、「チヨの田んぼを引き継ぐ」と宣言したオンに対し、基は「何かを始めるのは簡単だが続けるのは大変」と難色を示します。オンは兄の同意を得ないまま動き始め、二人の間にはぴりぴりした空気が流れます。
何も知らずに庵へ遊びに来た有意が、基とオンそれぞれの言い分を聞きます。オンが里にいられるのは2か月で、その後は基に田んぼを頼るつもりだったことも分かります(出典:BS-TBS公式サイト、note 感想記事2件)。
有意のアドバイスを受けて、二人は少しずつ譲歩し合います。有意が持ってきた新玉ねぎは、基が丸ごとのスープに、オンがオニオンフライにして、食卓に並びました。
村の現状を知らないことに気づいたオンは、廃校が決まった小学校を訪ねます。先生から、まずは身近なことからでいいのではないかと言われ、オンは村の人の困りごとを手伝うボランティアを思いつきました。
夕食には、春の山菜を使った山菜おこわと天ぷらが並びます。脚本は天野千尋さん、監督は長島翔さんです(出典:WEBザテレビジョン 第2話あらすじ、note 視聴者の感想記事)。
考察──基の「続けるのは大変」は反対だったのか
基の言葉は、オンの宣言を止めるためというより、続ける段取りを問うものだったようにも見えます。公式あらすじが「難色」と書き、「反対」とは書いていない点も、その読み方と合っています。
駒木根さんは制作発表会で、Season3の基は人の意見や話をしっかり聞いて行動し、一歩踏み出すところが成長だと語っていました。第2話で有意の話を聞いて譲歩した基は、その最初の一歩を見せた回だったのかも。
一方のオンは、田んぼという大きな決意から、目の前の困りごとを手伝う小さな行動へ軸を移しました。この切り替えが、第3話のすずの依頼につながっています。
ネット上の反応──有意の取りなしと、使われなくなった靴箱
視聴者の感想では、基とオンの間を取り持った有意を「優しいお兄さん」とたたえる声や、行動で手伝う姿に感謝する声が上がっています(出典:note)。
廃校が決まった小学校の靴箱が、わずかな段しか使われていない場面に寂しさを覚えたという感想も複数あります。春の山菜の苦味と、村の厳しい現実を重ねて受け止める書き手もいました(出典:note)。
『天狗の台所 Season3』第1話(10/1放送)チヨの葬儀と黄金柑のケーキ、オンの「田んぼをやる」
- 2026年10月1日(木)23:00〜23:30の初回放送/視聴率は発表されていません
- ひなの祖母・チヨの葬儀に有意とオンが里へ戻り、オンがチヨの田んぼに目を向ける回
- 視聴者の感想では、背が伸びたオンの成長ぶりに驚く声が見られます
Season2の放送終了から約2年を経て始まった第1話は、別れの場面から幕を開けます。Season2で別々の道を選んだ3人が、思いがけない理由で里に集まります。
あらすじ
『天狗の台所 Season3』第1話の舞台は、春を迎えた天狗の里です。ある朝、基の暮らす庵を有意とオンが訪れます。ひなの祖母・チヨの訃報を受け、葬儀に参列するためでした。
14歳で里に隠遁に来て以来、チヨに世話になってきたオンは悲しみに暮れます。葬儀後すぐ東京へ戻る有意や、普段どおりの基に、オンは寂しくないのかと問いかけます(出典:BS-TBS公式サイト、WEBザテレビジョン)。
基はチヨの好物をメインにした料理を作り、ひなの家族へ差し入れます。そのお礼とともに、ひなの父から、一家で里を離れることを知らされました。
オンは基と黄金柑のケーキを作り、ひなへの餞別にします。さらにオンは、チヨの田んぼを自分がやると言い出します。経験のある基は、始めるのは簡単でも続けるのは難しいと心配します(出典:note 視聴者の感想記事2件、BS-TBS公式サイト 第2話あらすじ)。
脚本は岨手由貴子さん、監督は長島翔さんです。主題歌は折坂悠太さんの「人人」です(出典:BS-TBS公式サイト)。
考察──オンが田んぼを選んだ理由
公式あらすじは、オンが「残されたチヨの田んぼや寂しくなった村を見て」、自分にも何かできないかと考え始めたと書いています。オンにとってチヨは、14歳の隠遁生活からずっと世話になった人です。
チヨへの感謝を形にする方法として、残された田んぼを選んだのかもしれません。ひな一家の引っ越しで村から人が減る現実を目の当たりにした直後だったことも、決断を早めたように見えます。
Season1・2の流れや、基・オン・有意それぞれの立ち位置は、相関図・登場人物の記事で振り返れます。
『天狗の台所 Season3』の放送・原作・スタッフ情報
『天狗の台所 Season3』は、天狗の末裔である兄弟の暮らしを季節の料理とともに描くシリーズの第3弾です。放送や原作の基本情報を下の表にまとめました。
| 放送局・枠 | BS-TBS・BS-TBS 4K「木曜ドラマ23」毎週木曜23:00〜23:30(同時放送) |
|---|---|
| 放送開始 | 2026年10月1日(木) |
| 放送状況 | 第3話まで放送済み(次回10/22 第4話) |
| 話数 | 全10話 |
| 原作 | 田中相『天狗の台所』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)。Season3は原作者監修のオリジナルストーリー |
| 脚本 | 岨手由貴子、天野千尋、熊本浩武 |
| 監督 | 長島翔、畑中みゆき、宮﨑萌加、小山亮太 |
| 主題歌・音楽 | 主題歌:折坂悠太「人人」/音楽:VaVa |
| 見逃し配信 | TVerで見逃し配信 |
Season1は2023年10月5日から12月7日まで木曜ドラマ23枠で放送されました。Season2は2024年10月22日から12月24日まで火曜ドラマ9枠で放送されています(出典:Wikipedia「天狗の台所」、BS-TBS公式サイト)。
プロデューサーは平賀渉さん(BS-TBS)、五箇公貴さん(maroyaka)、向井達矢さん(ラインバック)です。製作はBS-TBSとmaroyaka、制作協力はラインバックが務めています(出典:BS-TBS公式サイト キャスト・スタッフ)。
『天狗の台所 Season3』主要キャストの立ち位置と新しい顔ぶれ
Season3は、飯綱基役の駒木根葵汰さん、愛宕有意役の塩野瑛久さん、飯綱オン役の越山敬達さんの3人が続投しています。新たに白峯凪役の柊木陽太さんと、國弘譲二役のオクイシュージさんが加わりました(出典:BS-TBS公式サイト、TVガイドWeb)。
| 役名 | キャスト | Season3での立ち位置(公式人物紹介より) |
|---|---|---|
| 飯綱基 | 駒木根葵汰 | 14歳の隠遁生活以来、ずっと天狗の里で暮らす兄 |
| 愛宕有意 | 塩野瑛久 | 基と14歳の隠遁生活を共にした同志。会社を立ち上げ多忙な日々を送る |
| 飯綱オン | 越山敬達 | 基の弟。NYに戻ったあとも天狗の里の生活を懐かしむ |
| 愛宕慈雨 | 古屋呂敏 | 有意の兄。愛宕家の後継者で、しきたりを重んじる |
| 白峯凪 | 柊木陽太 | 14歳で隠遁生活を送る天狗の末裔。わけあって飯綱家で暮らす(新キャスト) |
| 國弘譲二 | オクイシュージ | 天狗の里に移住してきた中年男性(新キャスト) |
| ひな | 永尾柚乃 | チヨの孫。第1話で、一家で里を離れることが告げられる |
| むぎ(声) | 角田晃広(東京03) | 基の家にいる犬。天狗の力でオンや基と話せる |
| 飯綱一乃 | 渡辺真起子 | 基とオンの母。自身も隠遁生活を経験 |
| エリス・ウィルソン | 原田泰造 | 基とオンの父。NYで暮らし、一乃を支える |
第3話までの公式あらすじには、凪と慈雨の名前はまだ出てきていません。凪が「わけあって飯綱家で暮らす」理由は、今後の話数で明かされそうです。
『天狗の台所』原作漫画とSeason3の違い──慈雨が動く原作8巻とドラマ
原作は田中相さんの漫画『天狗の台所』で、講談社の「月刊アフタヌーン」で連載されています。BS-TBSの原作ページでは発行巻数を1〜7巻としており、講談社の作品ページでは第8巻が2026年10月22日発売予定と案内されています。
原作の出発点は、NY育ちのオンが天狗の末裔だと知らされ、しきたりで14歳の1年間を日本の兄・飯綱基のもとで隠遁生活を送るという設定です。ドラマのSeason1も同じ設定から始まりました(出典:講談社「天狗の台所」作品ページ、BS-TBS公式サイト)。
Season3は原作者監修のオリジナルストーリーです。田中相さんは、前期と同じく漫画とドラマは異なる展開を見せると述べ、脚本の初期段階から関わっているとコメントしています(出典:BS-TBS公式サイト 原作ページ、シネマトゥデイ)。
そのため、第2話以降のチヨの田んぼやお助けボランティア、凪や國弘の物語は、原作の何巻にあたるという形では対応しません。原作を読んでも、ドラマの結末を先回りして知ることはできない作りです。
一方で、講談社の第8巻紹介には、京都・愛宕の大天狗の当代である慈雨が兄弟の暮らしを訪れ、それを知った弟の有意も駆けつけると書かれています。ドラマのSeason3にも慈雨役の古屋呂敏さんが出演します。
原作者が脚本の初期段階から関わっていることを踏まえると、慈雨と有意の兄弟の描き方には、漫画とドラマで響き合う部分が出てくる気がします。ただし、第8巻の内容は原作漫画の展開で、ドラマの結末として発表されたものではありません。

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